Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場

更新日:2026/10/20

Python開発に強い企業を選ぶときは、作りたいものの用途(AI・機械学習、データ分析・業務自動化、Webアプリ・API)を決め、開発実績とフレームワーク対応で比べましょう。本記事では11社を用途別に比較し、選び方と費用相場を解説します。

外注を社内で提案する担当者には、どの会社に何を頼み、予算をいくら見込むかの説明が求められます。Pythonを導入している企業の例やPHP・Javaとの違い、外注で失敗しないコツもあわせて紹介するので、ぜひこの記事を社内での説明・提案にお役立てください。

Python開発に強い企業の早見表

作りたいものに合う用途を先に決め、その用途の会社から比べ始めれば、候補を早く絞り込めます。次の表では、今回ご紹介する11社を、得意とする用途(AI・機械学習、データ分析・業務自動化、Webアプリ・API)ごとに分けています。

用途

向いている開発(一例)

ピックアップする会社(詳細後述)

AI・機械学習

画像認識、売上・需要の予測、製品の外観検査

株式会社カオピーズ/株式会社BAP Solution Japan/AIシステム開発(株式会社HACHIX)

データ分析・業務自動化

社内データの分析、Webからのデータ収集、Excel集計や帳票作成の自動化

Python開発(株式会社マクロセンド)/Python×AIを活用した業務自動化支援(ビークリエイト株式会社)

Webアプリ・API

業務Webシステム、新規サービス、スマートフォンアプリのAPI

Webシステム開発(Python)(株式会社ビープラウド)/受託システム開発(株式会社ベイストリーム)/Webアプリケーション開発(ウェーブオン株式会社)/株式会社LionGarden/株式会社Fusic/受託開発(株式会社フジシステムズ)

※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年10月時点、公式サイトより)

用途に迷ったら、表の「向いている開発(一例)」から、自社の作りたいものに近い例を探してください。画像や数値から予測させたいならAI・機械学習、社内の集計や定型作業を減らしたい場合はデータ分析・業務自動化、業務システムや新しいサービスを作るときはWebアプリ・APIに強い会社を選びましょう。

Pythonを導入している企業と選ばれる理由

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-1

国内外の企業がWebサービスやAIの研究開発にPythonを選ぶのは、AI・データ処理のライブラリが充実し、Webアプリから業務の自動化まで同じ言語で作れるからです。そのため、AIやデータ活用を含む開発では、Pythonの実績がある会社なら設計・実装まで任せやすくなります。

AI・データ処理のライブラリが充実している

Pythonの特徴は、AIやデータ処理によく使う機能をまとめたライブラリ(プログラムの部品)が数多くそろっている点にあります。

  • TensorFlow・PyTorch:画像認識などに使う深層学習(ディープラーニング)のモデルを作り、学習させる

  • scikit-learn:データをグループに分ける「分類」や数値を予測する「回帰」など、一般的な機械学習の手法を使う

  • pandas・NumPy:表形式のデータを集計・加工し、数値の計算を行う

  • OpenCV:画像や動画を読み込み、加工・解析する

いずれも開発会社の事例ページによく名前が挙がる、オープンソースのライブラリです。事例にTensorFlowやPyTorchがあればAI、pandasがあればデータ分析と、書かれたライブラリから、その会社が得意とする開発の種類をつかめます。

Pythonを導入している企業の例

Pythonは、動画配信やSNSといった海外の大手Webサービスから、国内のAI企業やIT企業まで幅広く使われています。各社が技術ブログや公式サイトで公開している主な導入例は、次のとおりです。

  • Dropbox(米国):デスクトップアプリの多くの部分をPythonで開発し、創業者が最初に書いたコードもPython(2018年公開の記事より)

  • Instagram(米国):PythonのフレームワークDjangoでWebサービスを構築し、2016年時点でDjangoの導入規模が世界最大と公表

  • Netflix(米国):おすすめ作品を選ぶ機械学習、配信網の管理、セキュリティの自動化などにPythonを活用(2019年公開の記事より)

  • 株式会社Preferred Networks(日本):深層学習の研究開発基盤を、独自のChainerからPythonのライブラリPyTorchへ移行すると2019年12月に発表

  • LINEヤフー株式会社(日本):公開している技術スタックで、バックエンドの開発言語の1つにPythonを記載

ただし、こうした採用例は言語そのものの信頼性を測る目安に過ぎません。外注先の開発力とは別の話です。

参考:Dropbox.Tech「How we rolled out one of the largest Python 3 migrations ever」

参考:Instagram Engineering「Web Service Efficiency at Instagram with Python」

参考:Netflix Technology Blog「Python at Netflix」

参考:株式会社Preferred Networks「Preferred Networks、深層学習の研究開発基盤をPyTorchに移行」

参考:LINEヤフー株式会社「技術スタック」

Pythonでできること

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-2

Pythonで外注できる開発は、AI・機械学習、データ分析、業務自動化、Webアプリ・API、スクレイピング(データ収集)に大別されます。どれに当たるかで頼む会社や費用の見積もり方が変わるため、作りたいものに近い見出しから目を通してください。

AI・機械学習

代表的な開発は、画像から不良品を見つける外観検査や、過去の売上から先の需要を予測するモデル、問い合わせ文を自動で分類する仕組みなどです。生成AI(大規模言語モデル)を社内の業務システムに組み込む開発も、この領域に入ります。

AIの精度を左右するのは、学習に使うデータの量と質です。過去の検査画像や売上の記録が社内にどのくらい残っているかを相談の前に調べておけば、作れるものの見込みを開発会社と話し合いやすくなります。

データ分析

データ分析の開発では、部署ごとに散らばった売上や在庫のデータを集め、集計・可視化する仕組みを作ります。pandasで集計した結果をグラフやダッシュボードにまとめ、会議資料づくりの手間を減らす開発が典型例です。データの量が多いときは、1か所にためる分析基盤(データウェアハウスなど)の構築から始めることもあります。

業務自動化

業務自動化は、毎月のExcel・CSVの集計や請求書・見積書のPDF作成、決まった宛先へのメール送信など、手順が決まった作業をPythonのプログラムに置き換える開発です。1つの作業を1本のプログラムで自動にできるので、発注を小さな単位から始められます。

Webアプリ・API

Pythonで業務Webシステムや新規サービスを作るときは、多くの場合フレームワーク(開発の土台になる枠組み)を採用します。APIは、ほかのシステムとデータをやり取りするための窓口です。AIの予測結果を社内システムから呼び出せるようにする開発も、この領域で扱います。後半の選び方の章で、代表的なフレームワークの特徴を紹介しています。

スクレイピング(データ収集)

スクレイピングは、Webサイトから価格や在庫、ニュースなどの情報を自動で集め、表の形で保存する開発です。

集める前に、対象サイトの利用規約で自動収集が禁止されていないかを確かめておきましょう。著作権法第30条の4は、情報解析などのように、著作物に表現された思想や感情を、自分や他人が味わって楽しむこと(享受)を目的としない利用を、必要と認められる限度で認めています。ただし、著作権者の利益を不当に害する利用は対象外です。集めたデータを何に使うかで、この規定に当てはまるかどうかが変わるため、開発を頼む前に社内で使い道を決めておき、判断に迷うときは弁護士に相談してください。

また、他人のIDやパスワードを無断で使ってログインが必要なページの情報を取得することは、不正アクセス行為の禁止等に関する法律で禁止されています。集める情報に個人情報が含まれる場合は、個人情報保護法に沿った取り扱いが必要です。短い間隔で大量にアクセスすると収集先のサーバーに負荷をかけるため、アクセスの間隔を空けるといった配慮も開発会社と決めておきましょう。

なお、本記事の会社紹介では、スクレイピングに対応する会社を「データ分析・業務自動化」の用途でご紹介しています。

参考:e-Gov法令検索「著作権法」(第30条の4)

参考:e-Gov法令検索「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」(第3条)

参考:e-Gov法令検索「個人情報の保護に関する法律」

Python開発の費用相場・人月単価

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Python開発の費用のうち開発作業費は、ほかの言語と同じく「人月単価×工数」を主な基準に見積もります。クラウドや外部サービスの利用料は、別にかかる場合があります。人月は1人が1か月かけて進める作業量の単位で、一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)の調査では、スクラッチ開発で外注コストの記載があった99件の加重平均単価が1人月あたり約96万円です(「ソフトウェア・メトリクス調査2025」、2025年4月発行、税区分の記載なし)。小さな業務自動化なら、プログラム1本単位のスポット依頼から始められるでしょう。

人月単価の目安

約96万円は、ユーザー企業の団体であるJUASの民間調査で、既製品を使わず一から作るスクラッチ開発の値です。規模別の費用は、システム開発会社の比較記事で詳しく紹介しています。

JUASの値は、開発言語を区別しない調査の結果です。Pythonでの開発の例として、本記事で紹介する11社のうち、人月単価を公開している株式会社ビープラウドの料金を次の表にまとめました(2026年10月2日時点、公式サイトより)。

役割

人月単価(税区分の記載なし)

システム企画・要件定義

150万円〜

プロジェクトマネージャー

150万円〜

エンジニア

130万円〜

デザイン

120万円〜

テスト・QA

120万円〜

インフラ整備

130万円〜

※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年10月時点、公式サイトより)

表の金額は1社の公開料金で、Python開発全体の相場を表すものではありません。同社では要件定義を月額制で受けており、エンジニアを月の一部だけ割り当てる、1人月未満の契約に応じています。

参考:一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会「ソフトウェア・メトリクス調査2025」

参考:株式会社ビープラウド「スタートアップ」

【内容別】開発費用の目安と内訳

開発費用の見積もり方は、作るものごとに違います。たとえば、業務自動化はプログラム1本ごと、WebアプリやAPIは人月単価×人数×期間、AIは実証(PoC)と本番の段階ごとに見積もるのが基本です。PoCは、本番の前に手元のデータで使えるかを小さく試す段階を指します。作るもの別の主な内訳を、次の表にまとめました。

作るもの

主な内訳

稼働後にかかる費用

AI・機械学習

データの準備、モデルの試作(PoC)、本番のシステムへの組み込み、テスト

再学習、運用・保守

生成AIの組み込み

対象の文書をそろえる作業、AIサービスとの連携部分の開発、閲覧権限の設定

AIサービスの利用料(使った量に応じて)

データ分析

データの収集・集約、集計・可視化の仕組み、分析基盤(必要な場合)

クラウドの利用料

業務自動化

業務のヒアリング、プログラムの開発、テスト

業務の手順が変わったときの修正

スクレイピング

収集プログラムの開発、テスト

収集先サイトの変更に合わせた修正

Webアプリ

要件定義・設計、画面・データベース・サーバーの開発、テスト

保守、サーバーの利用料

API

やり取りの仕様の設計、開発、テスト

稼働後の監視・運用

各見出しで紹介する金額は、開発会社などが公開している解説記事や料金表をもとにした目安です。条件で大きく変わるため、実際の費用は要件を伝えて複数の会社から見積もりを取り、比べてください。

AI・機械学習

AI・機械学習の費用は、実証(PoC)と本番の開発の2段階に分かれます。PoC・試作の目安は、AI開発会社の紹介サイトの解説で約200万〜500万円(税区分の記載なし)、自社のデータで学習させるPoCはAI革命の解説で500万〜1,500万円(税区分の記載なし)です。既製のAIサービスを使うか、自社のデータでモデルを一から学習させるかで、かかる工数が大きく変わるため、2つの金額には開きがあります。いずれも市場の調査による相場とは異なり、各社が条件をつけて出した目安と捉えてください。本番の開発は、規模によって1,000万円を超える場合もあります。稼働後にデータの傾向が変われば再学習が要るため、その費用を見込んでおきましょう。

参考:AI Market「AI開発・生成AIシステム開発・導入の費用相場は?期間も含めて徹底解説!【AI開発を外注先に依頼する前のチェックポイントも】」

参考:AI革命株式会社「AI受託開発の費用相場|PoC・本開発・保守の実額と内訳【2026年9月最新】」

生成AI(大規模言語モデル)の業務への組み込み

生成AIの組み込みでは、開発費とは別に、外部のAIサービスの利用料が使った量に応じて発生します。社内の文書を検索して回答させる仕組み(RAG)については、一創が公式サイトで開発費の目安を公開しています。小規模なもので100万〜300万円程度、高い検索の精度や権限の制御を求める場合は300万〜800万円程度です(税区分の記載なし。2026年10月6日時点、公式サイトより)。1社の公開例のため、生成AIの開発全体の相場ではない点に注意しましょう。

参考:株式会社一創「RAG構築支援」

データ分析

データ分析の費用は、つなぐデータの数と、集計・可視化の仕組みをどこまで作るかで規模が変わります。Evastの解説では、1つから少数のデータをデータウェアハウス(DWH)とBIツールで可視化する小規模な基盤が50万〜300万円程度(税区分の記載なし)です。複数のシステムのデータを統合し、データの変換や複数のダッシュボードまで含む中規模の基盤は、300万〜1,000万円程度(税区分の記載なし)とされています。クラウド上に分析基盤を作る場合は、稼働後もクラウドの利用料が毎月かかります。

参考:株式会社Evast「データ基盤構築の費用相場は?見積もりの内訳と判断基準を解説」

業務自動化

業務自動化は、プログラム1本ごとに小さく頼めます。Pythonでの業務自動化では、ビークリエイト株式会社がスポット支援を55,000円〜、月額伴走プランを100,000円/月としています(税区分の記載なし。2026年10月5日時点、公式サイトより)。参考として、RPAのツールで1つの業務を自動化する開発は、LASSICの解説で数十万円〜100万円台前半程度(税抜)が目安です。業務のヒアリング、開発、テストの費用が見積もりに含まれるかを確認してください。作業の手順や例外の処理が複雑なほど、一般に必要な工数は増えます。

参考:ビークリエイト株式会社「Python×AIを活用した業務自動化支援」

参考:株式会社LASSIC「業務自動化を外注する費用と手段選定のガイド」

スクレイピング(データ収集)

スクレイピングの開発費は、システム開発会社の紹介サイトの解説によると、大規模なクローラーの場合で数十万円〜数百万円程度(税区分の記載なし)です。実際の金額は集めるサイトの数や収集の条件で変わるため、個別に見積もりを依頼してください。作る費用とは別に、保守の費用を見込んでおきます。収集先のサイトが画面の構成を変えれば、プログラムが情報を取れなくなり、修正の作業が生じるためです。

参考:発注ナビ「Webクローラー開発の費用相場とは?失敗しない開発会社選びのコツも解説」

Webアプリ

Webアプリの費用は、画面、データベース、サーバーの構築を含め、人月単価に人数と期間を掛けて見積もります。たとえば2人で3か月かかる開発なら、6人月分の費用です。CREXの解説では、Webシステムの費用は小規模で50万〜300万円程度、中規模で300万〜1,000万円程度(いずれも税区分の記載なし)とされています。

参考:株式会社CREX「ソフトウェア開発の費用相場は?見積もりの内訳と計算方法を解説」

API

APIの開発では、画面を作らない分の工数を省ける場合があります。ただし、費用は認証の仕組みや業務の処理、求める性能、接続先との連携の条件によって変わります。参考として、既存のサービスどうしを連携ツール(iPaaS)でつなぐ構築は、LASSICの解説で接続先の数やデータの量に応じて数十万円〜数百万円程度(税抜)です。新しくAPIを作る費用は、要件を伝えて見積もりを取りましょう。

参考:株式会社LASSIC「業務自動化を外注する費用と手段選定のガイド」

※2026年10月6日時点で公開されている開発会社などの解説・料金例をもとにした目安です

PythonとPHP・Javaの違い

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-4

AI・データ処理を組み込む開発ならPython、Webシステムだけを作るならPHPやJavaと、作るもので合う言語は分かれます。3つの言語の違いは次の表のとおりです。

言語

得意な開発

主なフレームワーク

向く案件

Python

AI・機械学習、データ分析、Webアプリ・API

Django、FastAPI、Flask

AIやデータ活用を組み込むシステム

PHP

Webサイト、Webアプリ

Laravel、CakePHP

会員サイトやECサイトなど、Web中心の案件

Java

大規模な業務システム、基幹システム

Spring Boot

長く運用する大規模なシステム

将来AIの機能を足す予定があるWebシステムなら、最初からPythonで作っておくと、AIの部分とWebの部分を同じ言語でつなげられ、言語をまたぐ橋渡しの開発を省けます。反対に、社内の既存システムがPHPやJavaで動いているなら、保守を担う人材や既存の資産とどの言語が合うかを考えなければなりません。言語は作る目的で選び、開発会社には「なぜその言語を勧めるのか?」を確認してください。

Python開発会社の選び方と5つの比較ポイント

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-5

Python開発会社は、「作りたいものに近い開発実績」「フレームワークへの対応」「要件定義からの相談」「保守・運用の範囲」「見積もりの内訳」で比較します。

作りたいものに近い開発実績があるか

開発実績を比べるときは、自社と業種や規模、作るものの種類が近い案件が公式サイトの事例にあるかを探してください。使った言語やライブラリ、開発規模、契約形態まで書かれた事例なら、自社の案件に置き換えて考えやすくなります。

DjangoやFastAPIなどフレームワークに対応しているか

作るものに合うフレームワークで開発した経験があるかを、見積もりや相談を依頼する前に各社の公式サイトで調べておきましょう。

業務システムを作るなら、管理画面やユーザー認証などの機能を初めから備えたDjangoで効率よく開発できます。また、AIの予測結果をほかのシステムへ返すAPIならFastAPI、小さなアプリや試作なら機能を絞った軽いFlaskを使うのが一般的です。

要件定義から相談できるか

要件が固まっていない段階なら、要件定義から一緒に進める会社を選びます。要件定義は何を作るかを決める工程で、最終的な判断を担うのは、業務を知る発注側です。

会社によっては、要件定義を月額制で受けたり、試作品(PoCや、必要最小限の機能だけを持つMVP)を作りながら要件を固めたりする進め方を用意しています。要件定義を含む工程の全体像は、システム開発の工程を解説した記事をご覧ください。

保守・運用まで任せられるか

保守・運用については、リリース後の不具合対応に加え、Pythonのバージョンアップへの対応まで任せられるかを確かめます。Pythonの各バージョンにはサポートの期限があり、3.10は2026年10月1日にサポートが終わりました(2026年10月時点)。期限を過ぎたバージョンには、セキュリティの修正が提供されません。古いバージョンで作る提案を受けたら、その理由と新しいバージョンへの移行の予定を尋ねておきましょう。

参考:Python Developer's Guide「Status of Python versions」

見積もりの内訳が分かるか

見積書に、工程ごと・役割ごとの人月と単価が書かれているかを比べます。総額しか書かれていない見積もりでは、どの工程に費用がかかっているのかが分からず、ほかの会社と並べられません。AI開発なら、PoCと本番を分けた見積もりか、データの準備やクラウドの利用料を含むかをチェックします。

Python開発の外注で失敗しないコツ

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外注の失敗を防ぐには、内製と外注の分担を先に決める、小さく試してから広げる、契約で成果物と指示の出し方を固める、の3つを押さえておきましょう。

内製するか外注するかを決める

内製と外注の大きな差は、費用のかかり方と、社内に知見が残るかどうかです。

比べる項目

内製

外注

費用

人件費と採用・教育の費用が続く

開発の期間と規模に応じて費用がかかる

開発を始めるまでの期間

人材の採用・育成に時間がかかる

契約後に体制を組んで着手できる

社内に残る知見

設計やコードの知識が社内にたまる

引き継ぎをしないと知見が社外に残る

社内にPythonを書ける人がいないときや早く始めたいときは外注、長く改修を続けるシステムなら内製の体制づくりを視野に入れましょう。

たとえば、最初の開発は外注し、保守の一部を社内で引き取る分担もあります。その場合は、設計書やソースコードを受け取る範囲を契約で決めておけば、後から内製へ移りやすくなります。

実証(PoC)から始めて段階的に広げる

AI開発は、まず手元のデータでPoCを行い、目標の精度と業務での使い方を固めてから本番を発注してください。データを入れてみるまで精度が分からないため、最初から本番のシステムまでの一括の依頼では、精度が足りなかったときに費用が無駄になりかねません。

契約形態と指示の出し方を決めておく

Python開発の外注では、成果物の完成を約束する請負契約か、作業の遂行を約束する準委任契約を結ぶのが一般的です。PoCのように成果物を決めにくい段階は準委任、仕様が固まった本番の開発は請負と、段階ごとに使い分けられます。

準委任の契約でも、実態として発注者が開発会社の技術者へ直接指揮命令をしていれば、契約の形式を問わず労働者派遣事業に該当します(厚生労働省の疑義応答集(第3集)Q1)。契約の形式は準委任のまま、実態が労働者派遣になっているこの状態は、いわゆる「偽装請負」と呼ばれ、労働者派遣法に違反します。

契約の種類ごとの注意点は、システム開発会社の比較記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

参考:厚生労働省「『労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準』(37号告示)に関する疑義応答集(第3集)」

Python開発に強い企業の比較一覧

Python開発に強い企業11社を、「AI・機械学習」「データ分析・業務自動化」「Webアプリ・API」の3つの用途に分けてご紹介します。次の一覧では、各社がPythonで手がけた公式の事例、本社の所在地、料金表示、契約形態を並べて比べられます。

本記事で紹介する会社は、当社が独自の基準で選定したものです。2026年10月時点の各社公式サイトの公開情報をもとに、次の条件を満たす会社を掲載しています。

  • Pythonを使った受託開発を提供している(研修を主な事業とする会社は除く)

  • 公式サイトに、Pythonを使った開発事例(使用言語またはフレームワークの記載があるもの)を1件以上掲載している

  • 紹介するサービスのページに、根拠の記載がない「No.1」などの順位表示を載せていない

  • 開発の提供元である

  • Python・AI関連のサービス内容が、現在の公式サイトで確認できる

紹介する順番に優劣はありません。事例名と数値は、各社が公式サイトに載せている情報をもとにしています。

サービス名(提供会社名)

用途

本社・主な拠点

公式に掲載されたPythonの事例(使用技術)

料金表示(税区分・条件)

契約形態(公式の記載)

株式会社カオピーズ

AI・機械学習

東京都豊島区

(ベトナム・ハノイ、ダナンに拠点)

画像内文字の自動識別・座標検出システム(Python)

要問い合わせ

請負型(事例の記載)

株式会社BAP Solution Japan

AI・機械学習

東京都中央区(大阪にも拠点。グループ本社はベトナム・ダナン)

AIによる消費電力予測:スマートエネルギー管理(Python、AWS)

要問い合わせ

ラボ契約の記載あり(個別案件の契約形態は要問い合わせ)

AIシステム開発(株式会社HACHIX)

AI・機械学習

愛知県名古屋市

売上分析・予測システム(Python、Keras、Flask)

要問い合わせ

記載なし

Python開発(株式会社マクロセンド)

データ分析・業務自動化

東京都新宿区

特許AIシステム(Python、AWS)

要問い合わせ

記載なし

Python×AIを活用した業務自動化支援(ビークリエイト株式会社)

データ分析・業務自動化

東京都三鷹市(ベトナム・ホーチミンに拠点)

Webスクレイピングによる競合広告の自動リサーチ(Pythonの自動化支援の事例)

スポット支援55,000円〜(単発)、月額伴走プラン100,000円/月(税区分の記載なし)

スポット、月額

Webシステム開発(Python)

(株式会社ビープラウド)

Webアプリ・API

東京都豊島区

生産管理システム開発(Django、Celery)

エンジニア130万円〜/人月など(税区分の記載なし)

請負制、月額制

受託システム開発

(株式会社ベイストリーム)

Webアプリ・API

神奈川県横浜市

遊map(Python(Django)、PostgreSQL、AWS)

要問い合わせ

受託、ラボ型(準委任契約)

Webアプリケーション開発

(ウェーブオン株式会社)

Webアプリ・API

東京都渋谷区

生産ラインFA化プラットフォーム開発(Python+JavaScript)

要問い合わせ

請負開発(公式サイトの記載。個別契約の条件は要問い合わせ)

株式会社LionGarden

Webアプリ・API

東京都渋谷区

自由診療クリニックのオンライン診療SaaS(Python、Nuxt)

要問い合わせ

記載なし

株式会社Fusic

Webアプリ・API

福岡県福岡市

動物輸血マッチングアプリの開発支援(Django、Flutter)

要問い合わせ

記載なし

受託開発

(株式会社フジシステムズ)

Webアプリ・API

神奈川県横浜市

サーバーレス eラーニング システム(Python、AWS)

要問い合わせ

一括請負の記載あり(会社概要の認証対象業務。個別契約は要問い合わせ)

※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年10月時点、公式サイトより)

料金の例として、ビークリエイトとビープラウドの公開金額を掲載しました。対象サービスの価格が見つからなかった会社の料金や、個別の案件の条件は、各社へ問い合わせましょう。契約形態や支払いの方式は会社や案件によって異なるため、請負か準委任か、月額で頼めるかを相談の段階で確認してください。

AI・機械学習に強いおすすめのPython開発会社3選

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-7

この用途の会社は、画像認識や需要の予測といったAIを、実証から本番の導入までPythonで開発します。3社は事例で扱ってきたデータの種類が違うため、解決したい困りごとから選ぶのが近道です。

  • 手書きの書類をデータに起こす作業を減らしたい(書類の画像):カオピーズ

  • 機器のデータを省エネに生かしたい(センサーの値):BAP Solution Japan

  • 在庫の発注をデータにもとづいて決めたい(店舗のPOSデータ):HACHIX

自社にあるデータと同じ種類を扱った事例は、データの準備や試作までの進め方を相談するときの参考になります。

株式会社カオピーズ

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-8

引用:「株式会社カオピーズ」公式サイト(https://kaopiz.com/ja-ai-image-recognition/)(2026年10月7日時点)

おすすめポイント

  • 活字と手書きを見分けるOCR向けのAIをPythonで開発

  • 事例ページに受託した工程と開発の体制まで掲載

主な機能・支援内容

AI・画像認識の開発、業務システム・Webシステムの受託開発、ラボ型開発

料金・契約

要問い合わせ(Pythonの事例は請負型)

実績・特徴

Pythonの事例「画像内文字の自動識別・座標検出システム」(3人月/1か月、請負型)、「PDR AI システムの Ver 7.5」(6人月/1.5か月、請負型)を公開

※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年10月時点、公式サイトより)

株式会社カオピーズは、ベトナムに開発拠点を持つシステム開発の会社で、AI・画像認識の分野でPythonを使った開発事例を公開しています。事例「画像内文字の自動識別・座標検出システム」は、PM1人と開発者2人の体制で、画像の中の文字と位置を検出し、印刷か手書きかを見分けるシステムを作った案件です。

紙の書類をデータに起こす業務を抱える企業なら、この事例を引き合いに出すことで、必要な体制と期間の見通しを相談の初回から立てやすくなります。

カオピーズのAI駆動型システム開発サービスの
サービス詳細を見る

株式会社BAP Solution Japan

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-9

引用:「株式会社BAP Solution Japan」公式サイト(https://bap-software.net/services/ai-iot/)(2026年10月7日時点)

おすすめポイント

  • AI戦略の立案から本番稼働後の再学習までを一貫して支援

  • BAPグループとして、AIエンジニアやデータサイエンティストなど500名以上の専門チームを掲げる

主な機能・支援内容

機械学習、自然言語処理、画像認識などのAI開発、IoTシステムの開発

料金・契約

要問い合わせ(ラボ契約の記載あり。個別事例の契約方式は要問い合わせ)

実績・特徴

Pythonの事例「AIによる消費電力予測:スマートエネルギー管理」(Python、AWS)を公開。別途、AIサービスの対応技術としてTensorFlow、PyTorch、scikit-learn、OpenCVなどを掲載

※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年10月時点、公式サイトより)

電力の需要をAIで予測するには、まず機器からデータを集め続ける仕組みが要ります。株式会社BAP Solution Japanは、ベトナムのダナンに本社を置くBAPの日本法人です。IoT機器から集めた電力のデータをAWS上のデータレイクにため、30日間の消費量を予測するAIをPythonで開発した実績があります。

センサーのデータ集めとAIの予測を1社にまとめられるので、機器側とAI側で会社を分けたときに生じる、データの受け渡しの調整を減らせます。

BAP SOLUTION JAPANのAI・IoT開発の
サービス詳細を見る

AIシステム開発(株式会社HACHIX)

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-10

引用:「AIシステム開発」公式サイト(https://www.hachi-x.com/ai-service)(2026年10月7日時点)

おすすめポイント

  • 小売の売上予測で利益が5%程度向上した事例

  • 予測エンジンにRNNとLightGBMのモデルを使用

主な機能・支援内容

画像の異常検知・物体検知・セグメンテーション、売上などの将来予測を行うAIシステムの開発

料金・契約

要問い合わせ

実績・特徴

事例「売上分析・予測システム」(Python、Keras、Flask、2人×4か月)、「車のエアコン部品等の不良品検査システム」(Python、C++ほか)を公開

※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年10月時点、公式サイトより)

名古屋市に本社を置く株式会社HACHIXは、AIシステムの開発に加えて、ロボットや組み込みシステムの開発を手がける会社です。売上分析・予測システムの事例では、KerasとFlaskを使い、POSデータに天気やトレンドの情報を組み合わせて商品ごとの売上を予測しました。

この事例は2人のチームが4か月で仕上げた案件のため、少人数で試したい案件では、開発の体制と期間を相談する際の参考になります。費用を知るには、同社へ見積もりを依頼しましょう。

HACHIXのAIシステム開発の
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データ分析・業務自動化に強いおすすめのPython開発会社2選

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-11

この用途の会社は、Excelの集計やWebからの情報集めのような繰り返しの作業を、Pythonの仕組みに置き換えます。2社は頼める範囲が違うため、どこまで任せたいかで選び分けましょう。

  • 社内に散らばった研究や業務のデータの分析から、アプリの開発まで任せたい:マクロセンド

  • 毎月の手作業を、まず1つだけ自動にしてみたい:ビークリエイト

マクロセンドは分析からアプリまでを1つのプロジェクトとして、ビークリエイトはスクリプト1本のスポットか月額の伴走で引き受けます。頼み方で予算の立て方が変わるため、どちらの頼み方にするかを、社内で使える予算の枠とあわせて決めておくと、相談がスムーズです。

Python開発(株式会社マクロセンド)

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-12

引用:「Python開発」公式サイト(https://macro-send.com/python/)(2026年10月7日時点)

おすすめポイント

  • 設立当初からPythonを使ったソリューションに取り組む

  • 研究データの登録から素材開発のモデルまで、データ活用の事例が豊富

主な機能・支援内容

PythonによるAI・機械学習の開発、Webアプリ開発(Django/Flask/FastAPI)、クローラー・データ収集・自動化ツール、MLOps環境の構築

料金・契約

要問い合わせ

実績・特徴

事例「特許AIシステム(JSR株式会社様)」(AWS、Python)、「研究データ登録のためのWebアプリケーション開発」(AWS、Python、React.js)を公開

※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年10月時点、公式サイトより)

特許の調査のように、膨大な文書から意味の近いものを探す作業は、キーワードの一致だけでは拾いきれません。東京都新宿区の株式会社マクロセンドは、自然言語処理で検索文の意味を解析し、特許公報から似た文章を探し出すAIのWebアプリケーションを開発した会社です。

機械学習のモデルづくりからアプリの開発、保守までを1つのプロジェクトとして任せられるため、データ活用を工程ごとに別の会社へ頼まずに済むでしょう。

マクロセンドのPython開発の
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Python×AIを活用した業務自動化支援(ビークリエイト株式会社)

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-13

引用:「Python×AIを活用した業務自動化支援」公式サイト(https://b-create.co.jp/solutions/bcreatelab/python-ai-automation/)(2026年10月7日時点)

おすすめポイント

  • 教育系NPOのチャットボットで職員の対応時間を月30時間削減

  • 開発はベトナムの拠点と連携して進める

主な機能・支援内容

Excel・CSVの集計とレポートの作成、帳票の自動作成、Webデータの自動収集、ChatGPTを使ったチャットボットの構築などの業務自動化

料金・契約

スポット支援55,000円〜(単発)、月額伴走プラン100,000円/月(税区分の記載なし)

実績・特徴

導入事例「Webスクレイピングによる競合広告の自動リサーチ」(月10時間削減)、「物件データからPDF見積書作成と自動メール送信」(月60件自動化)を公開

※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年10月時点、公式サイトより)

ビークリエイト株式会社は、Web制作やWebアプリケーションの開発を手がける会社で、PythonとChatGPTなどのAIを組み合わせた業務の自動化を伴走型で支援しています。同社は自動にする作業を業務のヒアリングから決め、現場で使い続けられるよう、操作のレクチャーやマニュアルの整備まで引き受けます。

Web制作の経験があるため、自動化した処理に簡単な操作画面を付けたいときや、既存のシステムとつなぎたいときに、同じ窓口で相談できる会社です。

Python×AIを活用した業務自動化支援の
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Webアプリ・API開発に強いおすすめのPython開発会社6選

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-14

この用途では、Djangoなどを使った業務システムやWebサービスの開発を依頼できます。対応するフレームワークや開発の範囲は、各社の公開実績で確認しておきましょう。6社は作ってきたものや開発の進め方に違いがあるため、自社の状況に近いものから選んでください。

  • 稟議で予算の根拠を出してから発注したい:ビープラウド

  • 仕様が固まらないまま開発を始めたい:ベイストリーム

  • 現場の動きを地図や画面で追えるようにしたい:ウェーブオン

  • 新しいWebサービスを立ち上げたい:LionGarden

  • スマートフォンアプリとサーバー側を同時にリリースしたい:Fusic

  • クラウドに移したシステムの運用の手間を減らしたい:フジシステムズ

AIやデータ分析の機能を後から足す予定があるなら、Fusicやビープラウドのように機械学習の実績を公開している会社を選んでおくと、言語をそろえたまま機能を広げられます。

Webシステム開発(Python)(株式会社ビープラウド)

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-15

引用:「Webシステム開発(Python)」公式サイト(https://www.beproud.jp/business/web_develop/)(2026年10月7日時点)

おすすめポイント

  • RFPの作成支援も事業として提供

  • チケット駆動開発やアジャイル開発で進める

主な機能・支援内容

PythonによるWebシステムの開発(サーバーの構築からフロントエンドまで)、機械学習システムの開発、構築したシステムの保守

料金・契約

エンジニア130万円〜/人月など、役割別の人月単価を掲載(税区分の記載なし)。開発は請負制と月額制から選べる

実績・特徴

事例「生産管理システム開発」(Django、Celery、Graphene-Djangoほか)、「戦略分析システム開発」(pandas、scikit-learnほか)を公開

※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年10月時点、公式サイトより)

2008年から受託開発のメイン言語をPythonとしている株式会社ビープラウドは、インフラの構築から画面の開発まで、Webシステムを一貫して手がける開発会社です。事例「生産管理システム開発」ではDjangoとCeleryを使い、「戦略分析システム開発」ではpandasやscikit-learnでデータ分析の機能を組み込みました。

役割ごとの人月単価が公開されており、見積もりを取る前の段階から、要件定義や開発の体制ごとに予算の目安を社内へ出せます。

ビープラウドのWebシステム開発(Python)の
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受託システム開発(株式会社ベイストリーム)

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-16

引用:「株式会社ベイストリーム」公式サイト(https://baystream.jp/)(2026年10月7日時点)

おすすめポイント

  • AI駆動のローコスト開発で費用を同社比約3割削減

  • 他社が作ったシステムの保守運用や脆弱性診断にも対応

主な機能・支援内容

PythonによるWebシステム・IoT・AIの受託開発、ラボ型開発、脆弱性診断・改修

料金・契約

要問い合わせ(ラボ型は準委任契約)

実績・特徴

事例「遊map」(Python(Django)、PostgreSQL、AWS)、「物流トラック入出庫管理システム」(Django、Python、MySQL、AWS)を公開

※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年10月時点、公式サイトより)

既製のパッケージが業務の流れに合わない場合は、受発注の管理を独自のシステムで作る方法もあります。株式会社ベイストリームは、横浜市を拠点に、Pythonで業務システムやIoT、AIを受託開発する会社です。部品販売と修理の受発注を扱う「遊map」をDjangoで作り、要件定義から保守運用までを担当した実績があります。

ラボ型のチームを社内のエンジニアだけで組むため、要件が固まっていない段階から、同じメンバーと仕様を詰めながら開発を進められます。

ベイストリームの受託システム開発の
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Webアプリケーション開発(ウェーブオン株式会社)

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-17

引用:「Webアプリケーション開発」公式サイト(https://www.waveon.jp/web-application.html)(2026年10月7日時点)

おすすめポイント

  • 在籍するエンジニア全員がPythonの開発実績を持つ

  • PHP・Java・C#など指定の言語にも対応

主な機能・支援内容

Webアプリケーション開発(Python/PHP/Java/TypeScript・JavaScript)、スマートフォンアプリ、位置情報・地図情報のシステム

料金・契約

要問い合わせ

実績・特徴

事例「生産ラインFA化プラットフォーム開発」「モビリティ基盤ルート検索システム開発」(いずれもPython+JavaScript)を公開

※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年10月時点、公式サイトより)

東京都渋谷区のウェーブオン株式会社は、2012年からPythonの開発に力を入れてきました。開発環境の指定がない新規のWebシステムは、Python・Django・Nuxtの組み合わせで作るのが基本です。生産ラインのFA化やルート検索のシステムを、PythonとJavaScriptで開発した事例もあります。

工場やモビリティの現場を扱った事例があるため、機器や車両の動きをWebの画面に映すシステムなら、要件の説明に時間をかけずに相談を始められます。

ウェーブオンのWebアプリケーション開発の
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株式会社LionGarden

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-18

引用:「株式会社LionGarden」公式サイト(https://lion-garden.com/solution/)(2026年10月7日時点)

おすすめポイント

  • マッチングやオークションなどの自社プロダクトも開発

  • 医療や不動産など、業界向けWebアプリの事例を多数公開

主な機能・支援内容

企業向けのWebアプリ・スマートフォンアプリの開発、独自サービスの開発

料金・契約

要問い合わせ

実績・特徴

事例「自由診療クリニックのオンライン診療SaaS」(TypeScript、Nuxt、Python、AWS、PostgreSQL)、「不動産業界向け顧客管理システム」(Python、Vue、MySQL、AWS)を公開

※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年10月時点、公式サイトより)

株式会社LionGardenは東京都渋谷区のアプリ開発会社で、Python・Vue・Flutterなどを開発技術として掲載しています。自由診療クリニック向けのオンライン診療SaaSでは、Pythonを使ってシステム設計からUI設計、実装・テストまでをまとめて担当しました。

要件定義やUI設計から実装・テストまでの開発の流れを公開しているため、新規サービスの設計と開発を同じ窓口に相談できます。

株式会社LionGardenのシステム開発の
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株式会社Fusic

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-19

引用:「株式会社Fusic」公式サイト(https://fusic.co.jp/)(2026年10月7日時点)

おすすめポイント

  • 病院とドナーを最短2秒で結ぶマッチングの仕組みを構築

  • アプリストアへの申請までサポート

主な機能・支援内容

Webシステム、スマートフォンアプリ、AI・機械学習、IoTシステム、AWSのクラウドインフラの開発・支援

料金・契約

要問い合わせ

実績・特徴

事例「Flutter/Djangoを利用した動物輸血マッチングアプリの開発支援」(API側をDjangoで開発し、3か月で2つのアプリをリリース)を公開

※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年10月時点、公式サイトより)

病院とドナーのように利用者が2種類いるサービスでは、アプリを利用者ごとに分けて作ることがあります。福岡市に本社を置く株式会社Fusicは、動物輸血のマッチングサービスで病院用とドナー用の2つのアプリをFlutterで作り、APIはDjangoで開発しました。

九州大学向けのAI活用管理システムなど、AI・機械学習の実績があるため、アプリに後からAIの機能を足す計画があっても、同じ会社のまま進められます。

株式会社Fusicのシステム開発の
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受託開発(株式会社フジシステムズ)

Python開発に強い企業おすすめ11選|用途別の選び方と費用相場-20

引用:「受託開発」公式サイト(https://www.fujisystems.co.jp/service/entrusted-development/)(2026年10月7日時点)

おすすめポイント

  • 品質・環境・セキュリティのマネジメントシステムを運用

  • ウォーターフォールとアジャイルの両方に対応

主な機能・支援内容

インターネット・放送・組込み分野の受託開発、独自製品の開発、インフラの設計と運用・保守

料金・契約

要問い合わせ

実績・特徴

同社の製品「サーバーレス eラーニング システム」(開発言語Python、AWS)を公開。負荷検証の事例でもPythonを使用

※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年10月時点、公式サイトより)

株式会社フジシステムズは横浜市に本社を置き、フジサンケイグループのIT企業として設立され、テレビ局の報道システムやデジタル放送の業務システムを手がけてきた会社です。同社は、製品「サーバーレス eラーニング システム」でAWSのサーバーレス環境に学習の場を提供し、その運用作業を自動にするツールをAWS SDK for Pythonで作りました。

同社はインフラの設計や運用・保守も事業として手がけており、作った後の運用まで含めて相談できます。

フジシステムズの受託開発の
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まとめ

Python開発に強い企業は、AI・機械学習、データ分析・業務自動化、Webアプリ・APIの3つの用途で得意分野が分かれます。作りたいものに合う用途で候補を絞り、公式の事例に書かれたフレームワークやライブラリ、料金の表示を比べてください。

開発作業費は、ほかの言語と同じく人月単価と工数を主な基準に見積もります。JUASの調査(2025年4月発行)ではスクラッチ開発の外注の加重平均単価が約96万円で、Pythonを主言語とする1社の公開例ではエンジニアが130万円〜/人月です(いずれも税区分の記載なし)。AI開発はPoCから、業務自動化は1本のプログラムから小さく始め、保守の範囲と指示の出し方を契約で決めておけば、外注のリスクを減らせます。

開発会社の種類や発注の手順は、システム開発会社の比較記事で詳しく紹介しています。

本記事の11社のほかにPythonに対応した開発会社を探すなら、BIZNAVIのシステム開発のサービス一覧が便利です。対応できる開発の範囲を各サービスで並べ、作りたいものに近い発注先を絞り込めます。

Python開発の外注に関するよくある質問

Python開発の外注について、よくある質問にお答えします。

見積もりや相談は無料でできる?

無料で応じるかどうかは会社によって異なります。ビークリエイト株式会社は、初回の相談と提案を無料と公式サイトに掲載しています。ほかの会社については、相談や提案に費用がかかるかを問い合わせの際に確認してください。

社外に出したくないデータを扱う開発も頼める?

条件を整えれば頼めます。秘密保持契約を結び、渡すデータの範囲と保管・消去の方法を契約前に決めたうえで、外注できる範囲を確認しましょう。個人情報保護法や取引先との契約の条件、委託先の安全管理の体制によって、外に出せるデータは変わります。個人情報や取引先の情報を含むなら、名前などを伏せた加工データで開発できないかも検討しましょう。

参考:e-Gov法令検索「個人情報の保護に関する法律」

古いPythonで作られたシステムの改修も頼める?

古いバージョンのPythonやライブラリで作られたシステムの改修や、新しいバージョンへの移行を受ける会社はあります。Python 2は2020年1月1日で開発元による改良が終わり、セキュリティの問題が見つかっても修正されないため、移行を早めに相談してください。

参考:Python「Sunsetting Python 2」

Pythonを企業で使うのにライセンス費用はかかる?

Python本体は、著作権の表示を守る限り、ライセンス費用をかけずに商用で使える言語です。ライブラリはそれぞれ別のライセンスで公開されているため、納品物に含まれるライブラリとライセンスの一覧を開発会社に出してもらいましょう。

参考:Python ドキュメント「Python についての一般的な FAQ」

参考:Python ドキュメント「History and License」

開発したプログラムの権利は発注側と開発会社のどちらのものになる?

納入物の著作権を発注側と開発会社のどちらに残すかは、契約で決めるのが基本です。IPAの「情報システム・モデル取引・契約書(第二版)」は、開発会社にすべて残す案、汎用的なもの以外を発注側に移す案、共有とする案の3つを用意しています。自社で改修を続けたい部分を決めたうえで、どの案で契約するかを開発会社と話し合ってください。

参考:IPA「情報システム・モデル取引・契約書(第二版)」

Python開発の費用はどのくらい?

開発作業費は、ほかの言語と同じく「人月単価×工数」を主な基準に見積もります。JUASの調査(2025年4月発行。開発言語は区別しない)ではスクラッチ開発の外注の加重平均単価が1人月あたり約96万円で、本記事で紹介する株式会社ビープラウドの公開料金ではエンジニアが130万円〜/人月です(いずれも税区分の記載なし。ビープラウドの料金は2026年10月2日時点、公式サイトより)。見積もり方は作るものごとに違い、業務自動化はプログラム1本ごと、WebアプリやAPIは人月単価×人数×期間、AIはPoCと本番の段階ごとに見積もるのが基本です。

参考:一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会「ソフトウェア・メトリクス調査2025」

参考:株式会社ビープラウド「スタートアップ」

業務自動化のプログラム1本だけでも頼める?

プログラム1本単位のスポット依頼を受ける会社はあります。本記事で紹介した会社では、ビークリエイト株式会社がスポット支援を55,000円〜としています(税区分の記載なし。2026年10月5日時点、公式サイトより)。見積もりを取るときは、業務のヒアリングやテストの費用が含まれるか、納品後に業務の手順が変わったときの修正をどう扱うかを確認してください。

参考:ビークリエイト株式会社「Python×AIを活用した業務自動化支援」

BIZNAVI編集部
執筆者

BIZNAVI編集部

株式会社DYMが運営する、法人向けサービスの比較・検索メディア「BIZNAVI byDYM」の編集部。 勤怠管理・会計・生産管理などの業務システムやSaaSに加え、営業代行・Web制作・記事作成代行・SNS運用代行といった業務支援サービスまで、幅広い領域の法人向けサービスを調査・比較し、導入検討に役立つ情報を発信している。 各サービスの機能や料金、提供形態、導入実績などの公開情報をもとに、目的や条件に応じて比較しやすい形で整理することを重視してコンテンツを制作。企業が抱える業務課題や実際の活用シーンを踏まえ、自社に合ったサービス選びと、検討から意思決定までをスムーズに進めるための情報提供を行っている。

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