Web接客ツールおすすめ20選|タイプ別の違いと料金相場・選び方

更新日:2026/10/20
Web接客ツールは、サイト訪問者の行動に合わせてポップアップやチャットで声をかけ、CVR改善や問い合わせ対応の効率化を図るツールです。本記事では、おすすめのWeb接客ツール20選をポップアップ型・チャット型・ハイブリッド型に分けて比較し、料金相場と選び方を解説します。
この記事でわかること
ポップアップ型・チャット型・ハイブリッド型の違いと、自社に合うタイプの見極め方
課金体系ごとの料金相場と、費用を試算するときの注意点
20製品の初期費用・月額費用・無料プランの比較
導入前に確認しておきたい4つの比較ポイント
Web接客ツールとは?

Web接客ツールは、ポップアップの表示、チャットでの対話、顧客データを使ったパーソナライズまで、幅広い機能を指す言葉です。製品によって備えている機能は大きく異なります。
そのため、製品名を並べて比べる前に、何をするツールなのかを押さえておく必要があります。ここでは、訪問者に合わせて接客を変える仕組みと、実現できる機能の範囲を確認します。
Web接客という考え方はWeb接客の解説記事、ツールの定義や種類はWeb接客ツールの解説記事で説明しています。
訪問者の状態に応じて接客を出し分ける仕組み
Web接客ツールは、サイトを訪れたユーザーの状況を読み取り、その状況に合った案内を出し分けます。判断材料となるのは、閲覧しているページ、流入元、滞在時間、スクロール量、訪問回数、会員属性、購買履歴といったデータです。
従来のWebサイトは、訪れた人全員に同じ情報を提示する一対多の設計が中心でした。これに対してWeb接客ツールは、初回訪問者と再訪者、検討初期のユーザーと購入直前のユーザーとで、見せる内容を切り替えられます。実店舗の店員が客の様子を見て声をかけるのと同じことを、オンラインでも行うわけです。
設定の中心になるのは、誰に出すかを決めるセグメントと、いつ出すかを決めるトリガーです。ここをどう組むかで、同じ機能を持つ製品でも成果は大きく変わります。
Web接客ツールで実現できる主な機能
Web接客ツールに含まれる機能は幅広く、主に次のようなものがあります。
ポップアップやバナー、吹き出しによるメッセージ表示
有人チャット、チャットボット、AIエージェントによる対話
閲覧履歴や購買履歴にもとづく商品・コンテンツのレコメンド
Webプッシュ通知やクーポンの配信
ABテスト、ヒートマップ、行動分析による効果検証
セグメント配信と、会員データを用いたパーソナライズ
CRM、MA、CDPなど外部システムとのデータ連携
注意したいのは、すべての製品がこれらの機能を備えているわけではない点です。表示施策に特化した製品もあれば、対話機能を中心に据えた製品、データ基盤まで含めて提供する製品もあります。自社が改善したい指標に直結する機能を持つかどうかが、比較の出発点になります。
Web接客ツールを導入するメリット
Web接客ツールを導入すると、サイトの改善、問い合わせ対応、顧客データの活用という3つの面で効果が見込めます。それぞれ担当する部門が異なるため、社内で導入を提案する際は、どの効果を目的に置くかを先に決めておくと話が進めやすくなります。
効果 | 内容 |
|---|---|
CVRの改善と離脱の防止 | 検討中の訪問者に事例やクーポンを提示する、カートで迷っている訪問者に送料や返品条件を示すなど、離脱しかけた場面で必要な情報を出せます |
問い合わせ対応の効率化 | よくある質問をチャットで自動回答すれば、電話やメールに届く件数そのものを減らすことが期待できます。営業時間外の対応も可能です |
顧客データの活用 | 閲覧履歴や購買履歴をもとに接客を出し分けられるため、会員ランクや検討段階に応じた案内ができます。施策ごとの効果も数値で残ります |
いずれも、訪問者の状況を判断材料にできることが前提です。どの情報をもとに、誰に、何を出すのかが決まっていなければ、機能があっても効果には結びつきません。
Web接客ツールとチャットボット・ポップアップツールの違い

Web接客ツールを調べていくと、チャットボットやポップアップツールなど、似た性格の製品群も検索結果に並びます。
三者は重なる部分が多く、同じ製品が複数のカテゴリーで紹介されることも珍しくありません。位置付けを整理しないまま比較を進めると、目的に合わない製品群のなかから選んでしまうおそれがあります。三者の境目がどこにあるのかを押さえておけば、比較する製品群を絞り込めます。
チャットボットとの違い:対話機能に特化しているか
チャットボットは、訪問者からの質問に自動で回答する対話型のツールです。問い合わせ対応の自動化、FAQによる自己解決の促進、フォーム入力の支援などを主な役割としています。近年は生成AIとRAG(外部データを参照して回答を生成する仕組み)を用い、登録済みの質問文に頼らず自然な文章で応答する製品も増えました。
一方のWeb接客ツールは、対話を1つの手段として位置付けたうえで、表示施策や行動分析、セグメント配信までを扱う上位の概念です。問い合わせ対応の効率化だけが目的であればチャットボットの比較で足りますが、サイト全体の接客設計まで踏み込むのであれば、Web接客ツールとして比較する必要があります。チャットボットに絞って製品を見たい場合は、チャットボットの比較記事をご覧ください。
ポップアップツールとの違い:表示・訴求機能に特化しているか
ポップアップツールは、バナーやモーダル、吹き出し、クーポンなどを条件に応じて表示するツールです。企業側から訪問者に働きかける性質が強く、離脱の抑止やキャンペーンの告知、フォームへの誘導といった用途で使われます。
Web接客ツールは、この表示機能に加えて、対話や分析、外部データとの連携を組み合わせられる点が異なります。もっとも、ポップアップ型に分類される製品の多くはWeb接客ツールとしても紹介されており、両者の境界は明確ではありません。表示施策だけを短期間で試したいならポップアップツールの比較、接客全体を設計して継続的に改善したいならWeb接客ツールの比較、という使い分けが現実的です。表示施策に絞った製品は、ポップアップツールの比較記事で紹介しています。
Web接客ツールの3つのタイプと特徴

Web接客ツールは、同じカテゴリーの製品であっても得意とする施策が大きく異なります。
自社の課題に合わないタイプを選ぶと、機能が充実していても成果には結びつきにくくなります。分類の仕方はいくつかありますが、主な接客手段で見るとポップアップ型、チャット型、ハイブリッド型に分かれます。それぞれの特徴と、どのような企業に向くのかを見ていきます。
ポップアップ型:表示施策で離脱防止とCVR改善を図る
ポップアップ型は、訪問回数やログイン状態、滞在時間、スクロール率などの条件に応じて、バナーやクーポン、案内メッセージを表示するタイプです。離脱防止、CVR改善、キャンペーン告知、購入単価の引き上げ、資料請求の促進といった目的で導入されます。
製品を比べるときは、誰に、いつ、どんな見せ方で出せるかを確認します。この3つの自由度が、そのまま施策の幅になります。EC、メディア、金融、教育、人材、不動産など、サイト経由の申し込みが売上に直結する業種と相性が良いタイプです。
一方で、表示が過剰になればユーザー体験を損ないます。特にスマートフォンでは画面の占有率が高くなるため、表示回数の制御や除外条件の設定が可能かどうかは、必ず確認しておきたいところです。
チャット型:対話で疑問を解消し問い合わせ対応を効率化する
チャット型は、訪問者との対話によって疑問をその場で解消するタイプです。オペレーターが応対する有人チャット、あらかじめ用意した選択肢を提示するシナリオ型、生成AIが自然文で回答するAIチャットボット、対応の完了までを自律的に進めるAIエージェントなど、方式には幅があります。
比較の際は、AIで解決できなかった場合に有人へ引き継げるか、FAQをどのように登録・更新するか、回答精度をどう改善するか、履歴をどこまで管理できるかを確認します。LINEやSlack、Microsoft Teamsといった外部チャネルへの展開可否、多言語対応の範囲も判断材料になります。
問い合わせ削減だけでなく、チャットを起点に資料請求や商談予約へつなげる使い方もできるため、BtoBサイトでも導入が進んでいます。
ハイブリッド型:顧客データと複数の接客手段を統合する
ハイブリッド型は、ポップアップとチャットの両方を扱えるタイプ、あるいは行動分析、レコメンド、MA、CDP、商談化までを統合して提供するタイプを指します。Webサイト内の単発施策にとどまらず、会員データや購買データと接客を結び付けたい企業に向いています。
代表的なのは、顧客データ基盤と施策実行を一体で提供する製品群です。加えて、BtoB営業に特化し、訪問企業の可視化から商談予約までを担う製品も、このタイプに含まれます。
多機能である反面、設定や運用の習熟に時間がかかり、費用も個別見積もりとなる場合がほとんどです。自社で使い切れる範囲を見極めたうえで検討することが求められます。
導入目的・用途別に見るWeb接客ツールの選び方

Web接客ツールに求める役割は、導入する部門や目的によって異なります。
追うべきKPIが変われば、重視すべき機能も選ぶべき製品も変わります。まず自社の用途を明確にし、そのうえで候補を絞り込むほうが、比較にかかる時間は短くなります。同じチャット機能でも、営業部門なら商談予約への導線を、サポート部門なら有人対応への引き継ぎを重視することになります。用途ごとに着眼点は異なります。
営業・マーケティング:CVRと商談化率の向上を重視する
営業・マーケティング部門では、CVR、資料請求率、商談化率、再訪率などが主なKPIとなります。特にBtoBでは、問い合わせ件数が増えても商談につながらなければ成果とはいえません。
選定時は、セグメント条件の細かさ、表現の自由度、ABテストの実施しやすさに加えて、CRMやSFA、MAとの連携可否を確認します。料金ページを複数回閲覧した企業に事例資料を提示する、資料請求の直後に日程調整を提示するといった施策は、外部システムとの連携があって初めて成立します。
商談予約やオンライン商談への導線まで備えた製品を選べば、リード獲得から商談化までの工程の短縮が期待できます。
本記事で紹介する製品では、Salesforce連携でリードを営業へ引き渡せるsincloや、訪問企業を可視化して声をかけられるOPTEMO、問い合わせ直後に商談予約まで進めるimmedio、外部データを条件に出し分けができるCODE Marketing Cloudが、この用途に当てはまります。
カスタマーサポート:自己解決率と対応工数の改善を重視する
カスタマーサポート部門では、問い合わせ件数の削減、自己解決率、一次回答までの時間、有人対応の工数、満足度が評価指標になります。
想定する運用体制によって選択肢は分かれます。チャットと顧客管理を一体で扱うならチャネルトーク、小さく始めて広げるならChatPlus、問い合わせ管理やヘルプセンターまで含めるならZendeskが候補になります。有人対応を残す場合は、同時対応数や引き継ぎの手順、対応履歴の残し方まで含めて検討しておくと安心です。
EC:カート離脱の防止とLTVの向上を重視する
ECサイトでは、カート離脱率、回遊率、購入単価、初回購入率、リピート率が主なテーマとなります。カート投入後に離脱しようとした訪問者に送料や返品条件を提示する、初回訪問者にクーポンを表示するといった施策が代表例です。
ただし、値引きに頼った施策は利益率を圧迫し、ブランド体験を損ねるおそれもあります。サイズガイドやレビュー、配送・返品に関する案内など、不安を解消する接客のほうが適している場面も少なくありません。
購買履歴や会員ランクに応じて出し分けられる製品であれば、既存顧客の維持やLTVの向上にもつなげやすくなります。
この用途で候補になるのは、購入金額やカート内の商品で配信対象を絞れるFlipdesk、AIが配信を自動で最適化するecコンシェル、離脱防止に用途を絞ったKaiU、購買データを統合してレコメンドまで行うRtoasterです。
Web接客ツールの料金相場と課金体系

Web接客ツールは製品ごとに課金の仕組みが異なるため、月額料金を並べるだけでは費用を比較できません。
自社のサイト規模や運用体制に照らして費用を見積もるには、課金体系ごとの特徴を把握しておく必要があります。まずは、自社がどの課金体系に当てはまるのかを確かめるところから始めましょう。
月間PV上限型:アクセス量に応じて月額費用が決まる
月間のPVやセッション数に上限を設け、その範囲で定額とする体系です。ポップアップ型やパーソナライズ機能を備えた製品に多く採用されています。
ASPICの解説によれば、この方式の相場は月額5万円から6万円程度です(2026年1月20日更新、ASPIC「Web接客ツール」解説記事より)。実際には、月額1万円台から始められる製品もあれば、80万PVで月額5万円前後という製品もあり、サイト規模と対象PV数によって幅があります。確認しておきたいのは、上限を超えた場合の扱いです。超過分が従量課金となるのか、上位プランへの変更が必要になるのかで、年間の費用は変わります。キャンペーン時にアクセスが跳ね上がるサイトでは、繁忙期を基準に試算してください。
ID課金型:有人対応の担当者数に応じて費用が決まる
チャット型やカスタマーサポート向けの製品に多いのが、対応する担当者の人数で費用が決まる体系です。オペレーター1人あたりの単価に人数を掛けて算出します。
ASPICによれば、相場は1IDあたり数千円から1万円程度です(2026年1月20日更新、ASPIC「Web接客ツール」解説記事より)。課金の単位は製品によって異なり、対応する担当者1人あたりで計算する製品のほか、管理画面に参加するシートと問い合わせ対応を行うシートを分けている製品、基本プランに追加IDの料金を加算していく製品もあります。海外製品では米ドル建ての設定も見られます。この体系では、繁忙期に応対要員を増やすと費用も比例して増えます。将来的な体制の拡大を見込んで、追加時の単価まで確認しておくと安心です。
個別見積もり・従量課金型:支援範囲と利用量を含めて総額を試算する
ハイブリッド型の製品は、料金を公開せず個別見積もりとする場合がほとんどです。サイトの規模や利用するプロダクトの組み合わせ、支援内容に応じて金額が決まるため、同じ製品でも企業によって費用は変わります。
定額のプランに従量課金を組み合わせる製品もあります。プランに含まれる顧客数やシート数を超えた分、AI機能の実行回数などが費用に上乗せされるため、想定する顧客数と問い合わせ件数をもとにした試算が欠かせません。また、要件に合わせて構築する開発型のサービスでは、開発費と運用保守費が分かれます。本記事で紹介するキャンプネットの場合、公式サイトにはシンプルなAI自動化が10万円から、フルスクラッチのアプリ開発が50万円からと記載されています(2026年9月時点、公式サイトより)。料金が非公開であることは、必ずしも割高を意味しません。導入支援や運用代行が含まれていれば、社内の工数は抑えられます。公開価格の有無で判断せず、支援範囲を含めた総額で比較することが重要です。
Web接客ツールの導入で失敗しないためのコツ

Web接客ツールは、導入しただけで成果が得られるものではありません。
準備や運用体制が整わないまま導入すると、施策の改善が進まず、費用だけがかかり続ける状態に陥りかねません。導入前の準備から日々の運用、費用の考え方まで、実務で押さえておきたい4つのポイントを整理しました。
導入目的をKPIまで落とし込み、接客シナリオを設計する
「CVRを改善したい」という目的だけでは、必要な機能は定まりません。どのページの、どの段階にいる訪問者に、何をしてもらいたいのかまで具体化する必要があります。
有効なのは、ツールを選ぶ前に接客シナリオを書き出すことです。たとえば「料金ページを2回以上閲覧した再訪ユーザーに導入事例の資料を提示する」「カートに商品を入れてから30秒以上操作が止まったユーザーに送料と返品条件を表示する」といった粒度まで落とし込みます。
シナリオが固まれば、必要なセグメント条件やトリガー、連携するデータが明確になり、製品の絞り込みは格段に進めやすくなります。
運用担当者と改善サイクルをあらかじめ決めておく
Web接客は、設定して終わりの施策ではありません。表示率、クリック率、CVR、チャットの解決率、有人への転送率などの指標を定期的に確認し、条件や文言を調整していく必要があります。
そのため、導入前に担当者と確認の頻度を決めておくことが欠かせません。週次で数値を確認し、月次で施策を入れ替えるような運用サイクルを想定しておくと、社内での合意も取りやすくなります。
専任の担当者を置けない場合は、運用代行やコンサルティングが付帯する製品を選ぶ方法もあります。施策の設計から検証までを支援する体制があれば、少人数の組織でも運用を継続しやすくなります。
表示頻度を管理し、過剰な接客でユーザー体験を損なわない
成果を急ぐあまり施策を増やしすぎると、同じ訪問者に何度もポップアップが表示され、本来のコンテンツが読みにくくなります。結果として離脱が増えれば、本末転倒です。
対策となるのが、同じユーザーへの表示回数を制限するフリークエンシー制御、特定ページや既存顧客を対象から外す除外条件、デバイスごとの出し分けです。特にスマートフォンでは画面を大きく覆う表示が敬遠されやすく、検索エンジンの評価にも影響し得ます。
施策を追加する際は、既存の施策との重複を点検し、同時に表示されない設計にしておくことが望まれます。
月額料金だけでなく、TCOで費用を比較する
費用の比較は、月額料金だけでは不十分です。初期費用、外部システムとの連携にかかる開発費、運用にかかる社内工数、コンサルティング費用まで含めた総保有コスト(TCO)で判断する必要があります。
月額が安い製品でも、設定や分析に多くの工数を要すれば、人件費を含めた実質的な負担は大きくなります。逆に、料金が高めでも運用支援が手厚ければ、担当者の作業時間を他の業務に振り向けられます。
見積もりを取る際は、想定PV数、ID数、サイト数、連携要件、支援範囲などの条件を各社でそろえておきます。条件がそろっていなければ、金額の比較そのものが成り立ちません。
Web接客ツールを比較する際の4つのポイント

候補を絞り込んだ後は、同じ基準で並べて比べる必要があります。
観点が定まっていないとデモの印象や月額料金で判断しがちになり、導入後に必要な機能の不足へ気づくことにもなりかねません。分析機能、外部連携、多言語対応、無料で試せる範囲の4つを、候補すべてについて同じ粒度で確認しておきましょう。
分析機能:施策の効果を検証し、改善につなげられるか
施策の良し悪しを判断するには、実績値を確認できる仕組みが必要です。施策ごとの表示回数やクリック率、CVRに加え、ABテストの結果、ファネルの通過状況、ヒートマップによる閲覧傾向まで確認できる製品もあります。
あわせて確認したいのが、配信条件の設定範囲です。訪問回数、流入元、閲覧ページ、滞在時間、会員属性、購買履歴など、自社のシナリオを再現できる条件がそろっているかを、シナリオの一覧と突き合わせて点検します。
さらに、GA4やBIツールへデータを送信できれば、サイト全体の分析基盤に接客の実績を組み込めます。レポートの見やすさは運用の継続性にも影響するため、デモの段階で実際の管理画面を確認しておくとよいでしょう。
外部連携:CRM・MA・SFAなど既存システムと標準で連携できるか
会員データや商談データと接客を結び付けるには、既存システムとの連携が前提になります。CRM、SFA、MA、CDP、ECカート、カレンダー、BIツール、SlackやMicrosoft Teamsなどが主な連携先です。
ここで確認したいのは、標準連携として用意されているのか、APIやWebhookを用いた個別開発が必要なのかという点です。標準連携であれば設定のみで済みますが、個別開発が必要な場合は開発工数と費用が上乗せされます。
たとえばSFAやカレンダーと標準で連携できる製品なら、チャットで得たリード情報をそのまま営業部門へ引き渡し、商談予約まで進められます。連携の要否は後から判明することも多いため、選定の初期段階で情報システム部門と要件を確認しておくと手戻りを防げます。
多言語対応:接客メッセージやAI回答まで多言語で提供できるか
多言語サイトを運営している場合は、対応範囲の確認が必要です。管理画面の表示言語、接客メッセージの文言、AIによる回答、有人チャットでの翻訳と、対応の水準は項目ごとに異なります。
海外製品には多言語での運用を前提に設計されたものがある一方、国内製品では自動翻訳を備えていない場合もあります。その場合は、メッセージを言語ごとに用意するか、サイト側の翻訳機能と組み合わせる運用になります。
「多言語対応」という表記だけで判断せず、どの機能がどの言語まで対応するのかを、必要な言語を挙げたうえで確認してください。
無料プラン・無料トライアル:本番運用を想定して検証できるか
無料で試せる仕組みには、期間の定めがない無料プランと、期間を区切った無料トライアルの2種類があります。前者はポップアップ型やチャット型の一部で用意されており、後者は10日間から14日間程度に設定されている製品が多く見られます。
無料プランには、配信量、保存できる履歴の期間、設置できるサイト数などの制限が設けられているのが一般的です。検証には十分でも、本番運用では有料プランが必要になる場合が多いため、移行後の費用まで試算しておく必要があります。
検証時は機能の確認にとどめず、施策の作成にかかる時間、タグの設置手順、権限管理、レポートの読み取りやすさまで確かめておくと、導入後の運用負荷を具体的に把握できます。
本記事の選定基準
本記事で紹介するサービスは、当社が独自の基準で選定したものです。公式サイトで料金・機能を確認できるサービスを対象に、2026年9月時点の公開情報にもとづいて選定しています。
具体的には、次の3点を満たす20製品を取り上げました。
公式サイトで提供会社・機能・料金の公開状況を確認できること
訪問者の条件に応じた表示やチャットの出し分け、シナリオ設計ができること
日本国内の法人向けに提供され、問い合わせ窓口が公開されていること
ランキングではなく、タイプ別に分けて紹介しています。掲載順は評価の順位を示すものではありません。
Web接客ツールおすすめ20選の比較表
紹介する20製品を1つの表にまとめました。タイプ別の詳しい紹介は、比較表の後に続きます。
製品名 | 提供会社 | タイプ | 初期費用 | 月額費用 | 無料プラン・トライアル | 得意な用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
KaiU | 株式会社エフ・コード | ポップアップ型 | 公式サイトに記載なし | 3プラン・最大でも月額10万円以内 | 無料トライアルあり | 離脱防止・CVR改善 |
Flipdesk | 株式会社マテリアルデジタル | ポップアップ型 | 50,000円(税抜) | 50,000円(税抜、80万PVまで) | 公式サイトに記載なし | EC・会員サイトの出し分け |
TETORI | グルービーモバイル株式会社 | ポップアップ型 | 公式サイトに記載なし | 10,000円〜 | 無料トライアルあり(全機能) | 低価格での小規模運用 |
Ptengine | 株式会社Ptmind | ポップアップ型 | 公式サイトに記載なし | 要問い合わせ | 無料プラン・トライアルあり | 解析と接客の内製 |
ecコンシェル | 株式会社クロスリスティング | ポップアップ型 | 公式サイトに記載なし | 0円/9,800円/48,000円〜 | 永年無料のフリープランあり | ECのCVR改善 |
株式会社キャンプネット(AIチャットボットの受託開発) | 株式会社キャンプネット | チャット型 | 開発費10万円〜(AI自動化)/50万円〜(フルスクラッチ) | AI顧問(任意)月3万円〜 | 30分の無料相談 | 基幹システム連携の個別開発 |
sinclo | 株式会社エフ・コード | チャット型 | 公式サイトに記載なし | 10,000円〜/50,000円〜 | 無料トライアル14日間 | BtoBの商談化 |
Zendesk | Zendesk, Inc. | チャット型 | 公式サイトに記載なし | 19米ドル〜/エージェント(年払い) | 無料トライアルあり | 問い合わせ対応の統合 |
チャネルトーク | 株式会社Channel Corporation | チャット型 | 公式サイトに記載なし | 2,700円〜/9,000円〜(年額払い時・税別)+従量課金 | 無料プランあり/有料機能14日間 | 接客と顧客管理の一体運用 |
ChatPlus | チャットプラス株式会社 | チャット型 | 0円 | 1,500円〜(年契約時・税抜) | 無料トライアル10日間 | 低価格からの段階的な拡張 |
qualva | 株式会社PROFESSY | チャット型 | 公式サイトに記載なし | 公式サイトに記載なし | 無料相談 | フォーム離脱の防止とCVR改善 |
BOTCHAN AI | 株式会社wevnal | チャット型 | 公式サイトに記載なし | 公式サイトに記載なし | 資料ダウンロード・相談 | サイト上の質問対応とCV獲得 |
CODE Marketing Cloud | 株式会社エフ・コード | ハイブリッド型 | 公式サイトに記載なし | 公式サイトに記載なし | 無料トライアルあり | 外部データを使った出し分け |
KARTE Web | 株式会社プレイド | ハイブリッド型 | 公式サイトに記載なし | 個別見積もり | デモ・相談 | 大規模サイトのCX設計 |
Sprocket | 株式会社Sprocket | ハイブリッド型 | 公式サイトに記載なし | 個別提案 | デモアカウントの貸し出し | 伴走支援つきの改善運用 |
Repro Web | Repro株式会社 | ハイブリッド型 | 個別見積もり | 個別見積もり | 公式サイトに記載なし | サイト内外をつなぐ施策 |
Rtoaster | 株式会社ブレインパッド | ハイブリッド型 | 公式サイトに記載なし | 公式サイトに記載なし | デモ・相談 | 顧客データ統合とレコメンド |
b→dash | 株式会社データX | ハイブリッド型 | 個別見積もり | 個別見積もり | 無料デモ | データ基盤と施策の一体運用 |
OPTEMO | 株式会社OPTEMO | ハイブリッド型 | 公式サイトに記載なし | 公式サイトに記載なし | デモ動画・無料面談 | BtoBの訪問者可視化 |
immedio | 株式会社immedio | ハイブリッド型 | 公式サイトに記載なし | 個別見積もり | デモ・相談 | 問い合わせ直後の商談化 |
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
【ポップアップ型】おすすめのWeb接客ツール5選

ここからは、ポップアップ型のWeb接客ツールを紹介します。
サイトへの流入は一定数あるものの、離脱率の高さやCVRの伸び悩みに課題を抱えている企業は、このタイプから検討するとよいでしょう。まず比較表で料金と主な機能を確認し、各製品の特徴を自社の運用体制と照らし合わせてご覧ください。
KaiU(株式会社エフ・コード)

引用:「KaiU」公式サイト(2026年10月5日時点)
KaiUは、離脱の防止とコンバージョン獲得に用途を絞ったWeb接客ツールです。訪問回数、ログイン状態、滞在時間、スクロール率を組み合わせて配信条件を作れるため、「初回訪問で料金ページを見ている人」と「3回目の訪問でログイン済みの人」に別の内容を出すといった設計ができます。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | 株式会社エフ・コード |
タイプ | ポップアップ型 |
初期費用 | 公式サイトに記載なし |
月額費用 | 3プラン・最大でも月額10万円以内(契約6か月、月間100万PVまで。超過分は従量課金。税区分は公式サイトに記載なし) |
無料プラン・トライアル | 無料トライアルあり(無料プランの記載なし) |
主な接客機能 | ポップアップ表示、訪問回数・ログイン状態・滞在時間・スクロール率による出し分け |
主な連携先 | 公式サイトに記載なし |
導入支援・運用代行 | 専任Webコンサルタントによる運用代行 |
公式サイトでは、学習塾、小売、通販、医薬品・化粧品といった業種別の活用例が公開されています。資料請求前に離脱しかけた訪問者に案内を出す、再訪した会員に別の訴求を出すなど、どの訪問者に何を見せるかをシナリオ単位で設計していく使い方です。
施策の設計から配信設定、レポーティングまでは、専任のWebコンサルタントが追加費用なしで代行します。シナリオを増やすほど運用の手間は増えるため、内製が難しい体制では検討する価値があります。
料金はサイト規模に応じた3プランで、公式サイトには「最大でも月額10万円以内」と記載されています(税区分は公式サイトに記載なし)。契約期間は6か月、月間PV上限は100万PVで、超過分は従量課金です。最短3営業日でリリースでき、無料トライアルも用意されています。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
Flipdesk(株式会社マテリアルデジタル)

引用:「Flipdesk」公式サイト(2026年10月5日時点)
Flipdeskは、訪問者の属性や行動ごとに表示内容を切り替えるWeb接客ツールで、導入実績は1,600社・2,000サイト以上にのぼります。訪問回数や閲覧ページに加え、購入金額やカート内の商品、会員情報といった条件でも配信対象を絞り込めます。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | 株式会社マテリアルデジタル |
タイプ | ポップアップ型 |
初期費用 | 50,000円(税抜) |
月額費用 | 50,000円(税抜、80万PVまで。超過分は別途見積もり) |
無料プラン・トライアル | 公式サイトに記載なし |
主な接客機能 | ポップアップ、ページ書き換え、ABテスト、表示回数制限、ヒートマップ・EFO(オプション) |
主な連携先 | 会員情報連携、チャットボット「Cross Talk」(いずれもオプション) |
導入支援・運用代行 | 無料オンボーディング、運用サポートプラン、コンサルプラン |
ABテスト、表示回数制限、ページ書き換えを備え、オプションのヒートマップやEFO(入力フォーム最適化)を加えれば、施策の実行と検証を同じ管理画面で完結できます。
Web接客として注目したいのは、表示と対話を組み合わせられる点です。有人チャットとの連携は追加費用なしで利用でき、チャットボット「Cross Talk」との連携もオプションで選べます。バナーで声をかけ、反応した訪問者だけをチャットへ誘導するといった二段構えの接客を、1つの管理画面で設計できます。
スタンダードプランの料金は、初期費用・月額ともに50,000円(いずれも税抜、80万PVまで)です。ユーザー数とシナリオ作成数に上限がないため、シナリオを増やしても費用は変わりません。80万PVを超える場合は別途見積もりとなるため、直近の実績値をもとに相談するとよいでしょう。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
TETORI(グルービーモバイル株式会社)

引用:「TETORI」公式サイト(2026年10月5日時点)
TETORIは、ポップアップによるコンバージョン改善や離脱防止に加え、アクセス解析とパーソナライズ機能を備えたツールです。訪問回数や参照元、閲覧ページに応じてバナーやクーポンを出し分けられます。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | グルービーモバイル株式会社 |
タイプ | ポップアップ型 |
初期費用 | 公式サイトに記載なし |
月額費用 | 10,000円〜(税区分は公式サイトに記載なし) |
無料プラン・トライアル | 無料トライアルあり(全機能) |
主な接客機能 | ポップアップ、パーソナライズ、アクセス解析、生成AIチャットボット |
主な連携先 | 公式サイトに記載なし |
導入支援・運用代行 | カスタマーサクセスによるシナリオ作成支援、電話窓口 |
2026年7月には生成AIチャットボット機能が追加され、バナーで声をかけてからチャットで質問に答えるという流れを1つの製品で組めるようになりました。業種別のシナリオテンプレートが用意されているため、学校や不動産、求人サイトのように問い合わせ前の検討期間が長いサイトでも、接客の型から設計できます。導入実績は700社以上です。
料金は月額10,000円から(税区分は公式サイトに記載なし)で、全機能を試せる無料トライアルが用意されています。提供元のグルービーモバイルはISO/IEC 27001にもとづくISMS認証を取得しており、稼働率99.9%以上のサービス品質保証も掲げています。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
Ptengine(株式会社Ptmind)

引用:「Ptengine」公式サイト(2026年10月5日時点)
Ptengineは、アクセス解析、ヒートマップ、ページ編集、ABテスト、Web接客、パーソナライズを1つに統合したサイト改善ツールです。分析から施策の実行までを同じ画面で行えるため、CRO(コンバージョン率最適化)を社内で進めたいチームに適しています。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | 株式会社Ptmind |
タイプ | ポップアップ型 |
初期費用 | 公式サイトに記載なし |
月額費用 | 要問い合わせ |
無料プラン・トライアル | 無料プランあり/無料トライアルあり |
主な接客機能 | ポップアップ、ページ編集、ABテスト、パーソナライズ、ヒートマップ |
主な連携先 | 公式サイトに記載なし |
導入支援・運用代行 | チャットサポート、ヘルプセンター |
訪問者の行動を解析したうえで、その場でポップアップやページの出し分けを設定できるため、「どこで離脱しているか」を確かめてから接客を作る流れになります。
無料プランが用意されており、まず解析とヒートマップで課題を把握してから接客機能を使い始める進め方もできます。有料プランの金額は公式サイトで公開されていないため、要問い合わせです。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
ecコンシェル(株式会社クロスリスティング)

引用:「ecコンシェル」公式サイト(2026年10月5日時点)
ecコンシェルは、クロスリスティングが提供するAI搭載のWeb接客ツールです。2026年4月に、NTTドコモからクロスリスティングへ提供元が移管されました。訪問者に合わせたバナーを表示し、どの接客が効果的かをAIが判定して自動で最適化します。複数のパターンを同時に配信し、成果の高いものへ配信を寄せる仕組みのため、担当者がABテストの結果を見て入れ替える手間を抑えられます。導入社数は6,500社を超え、提供元は「導入いただいているECサイトの購入率が平均26%up」「ユーザーの平均単価は50%up」と公表しています(集計期間・対象などの条件は公式サイトに記載なし。2026年9月時点、公式サイトより)。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | 株式会社クロスリスティング |
タイプ | ポップアップ型 |
初期費用 | 公式サイトに記載なし |
月額費用 | 0円/9,800円/48,000円〜(税区分は公式サイトに記載なし) |
無料プラン・トライアル | 永年無料のフリープランあり |
主な接客機能 | バナー表示、AIによる自動最適化、複数施策のABテスト |
主な連携先 | CSVインポート |
導入支援・運用代行 | 運用サポート(オプション) |
料金は3プランで、いずれも税区分は公式サイトに記載がありません。永年無料のフリープランはサイト1件・キャンペーン1件・接客配信100回/月まで、月額9,800円のスタンダードプランはサイト2件・配信1万回/月まで、月額48,000円からのエンタープライズプランは無制限です。
キャンペーン設定や効果検証を任せられる運用サポートはオプション扱いです。まず無料プランで自社サイトとの相性を確かめ、配信量が上限に近づいた段階で有料プランへ移行する流れが現実的でしょう。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
【チャット型】おすすめのWeb接客ツール7選

続いて、チャット型のWeb接客ツールを紹介します。
問い合わせ対応の負担を軽減したい企業や、訪問者の疑問をその場で解消して成約につなげたい企業に適したタイプです。提供形態や料金体系には製品ごとに幅があるため、比較表とあわせて、自社の対応体制に合う製品を確認してください。
株式会社キャンプネット(AIチャットボットの受託開発)

引用:「株式会社キャンプネット」公式サイト(2026年10月5日時点)
キャンプネットは、AIチャットボットの受託開発を行う企業です。既製のパッケージ製品ではなく、企業ごとの要件に合わせて構築します。同社は愛媛県松山市を拠点とするシステム開発会社で、POSレジや会員管理などの自社サービスを運営してきた実績があります。公式サイトのサービス区分は「AIアプリ開発」「AI導入支援」などで、チャットボットはその中で提供されています。就業規則やマニュアル、FAQといった社内外の資料を学習させ、問い合わせに24時間自動で回答する仕組みを構築します。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | 株式会社キャンプネット |
タイプ | チャット型 |
初期費用 | 開発費10万円〜(AI自動化)/50万円〜(フルスクラッチ開発)(税区分は公式サイトに記載なし) |
月額費用 | AI顧問(任意)月3万円〜(チャットボットの利用料ではありません) |
無料プラン・トライアル | 30分の無料相談 |
主な接客機能 | 自社データを参照するAIチャットボット(Web・LINE) |
主な連携先 | POS・会員管理・基幹システムとのAPI連携 |
導入支援・運用代行 | 要件整理から開発・運用まで一貫支援 |
技術面では、RAGを採用し、OpenAI(GPT-4o)やClaudeなどのAPIを活用します。
Web接客の観点で評価したいのは、自社が保有するデータを回答に反映できる点です。公式サイトでは、就業規則やマニュアル、FAQを学習させ、WebサイトやLINE上で24時間自動回答する仕組みや、POS・会員管理システムとの連携が挙げられています。会員の属性や契約状況に応じて案内を変えるような要件も、開発サービスであるため個別に相談できます。既製品では条件を満たせない場合の選択肢です。
費用は公式サイトに目安が示されており、シンプルなAI自動化が10万円から、フルスクラッチのアプリ開発が50万円からです(税区分は公式サイトに記載なし)。なお、月3万円からの「AI顧問」はツール選定や社内定着を支援する顧問サービスで、チャットボットの月額利用料ではありません。ISO27001認証を取得しており、30分の無料相談から始められます。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
sinclo(株式会社エフ・コード)

引用:「sinclo」公式サイト(2026年10月5日時点)
sincloは、有人チャットとチャットボットを併用できるツールで、導入実績は800社以上にのぼります。サイトにタグを1行追加するだけで導入でき、1契約で複数サイトに設置しても費用が変わらない点は、複数ブランドを運営する企業にとって見逃せない特徴です。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | 株式会社エフ・コード |
タイプ | チャット型 |
初期費用 | 公式サイトに記載なし |
月額費用 | コスト重視プラン10,000円〜/成果重視プラン50,000円〜(税区分は公式サイトに記載なし) |
無料プラン・トライアル | 無料トライアル14日間 |
主な接客機能 | 有人チャット、チャットボット、自動話しかけ、ブラウザ同期、ドキュメント共有 |
主な連携先 | Salesforceなど |
導入支援・運用代行 | 専任担当による導入ヒアリング・設定支援 |
Web接客の観点では、訪問者の行動に応じてチャットの起動条件を細かく設計できることが強みになります。特定ページを閲覧中の訪問者に自動で話しかける、資料請求フォームで入力が止まった訪問者に案内を出すといった設定により、問い合わせ対応にとどまらず、CVRの改善にも活用できます。
BtoBサイトでは、チャットで獲得した情報をどう営業へ渡すかが成果を左右します。sincloはSalesforceなどと連携できるため、チャットで得た社名や検討内容をそのままリード情報として引き渡し、商談化の動きにつなげられます。画面を共有して操作を案内したり、資料を見せながら会話したりする機能もあり、その場で疑問を解消しながら次のアクションを促せます。
料金はコスト重視プランが月額10,000円から、成果重視プランが月額50,000円から(いずれも税区分は公式サイトに記載なし)で、14日間の無料トライアルが用意されています。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
Zendesk(Zendesk, Inc.)

引用:「Zendesk」公式サイト(2026年10月5日時点)
Zendeskは、問い合わせのチケット管理、メッセージング、チャット、AIエージェント、ナレッジベース、電話対応を統合したカスタマーサービス基盤です。Web接客ツールとしては、サイト上のチャットを起点に、対応履歴を一元管理できる点が特徴といえます。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | Zendesk, Inc. |
タイプ | チャット型 |
初期費用 | 公式サイトに記載なし |
月額費用 | Support Team 19米ドル/Suite Team 55米ドル(1エージェント・年払い) |
無料プラン・トライアル | 無料トライアルあり |
主な接客機能 | メッセージング、チャット、AIエージェント、ヘルプセンター |
主な連携先 | 公式サイトに記載なし |
導入支援・運用代行 | プラン別サポート |
料金はエージェント単位の課金で、年払いの場合はSupport Teamが1エージェント月額19米ドル、Suite Teamが55米ドル、Suite Professionalが115米ドルという設定です。初期費用は公式サイトに記載がありません。米ドル建てのため、円換算額は為替レートによって変動します。
Web接客としては、サイトに設置したメッセージングから会話を始め、AIエージェントが一次対応し、解決しない場合に担当者へ引き継ぐという流れを組めます。過去の問い合わせ履歴が同じ画面に残るため、再訪した顧客には前回の続きから案内できます。
複数チャネルの問い合わせを1か所に集約したい企業や、海外拠点を含めて同じ基盤を使いたい企業に適しています。一方、Webサイト上の接客だけが目的であれば、機能の大半を使わないまま費用を払うことになりかねません。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
チャネルトーク(株式会社Channel Corporation)

引用:「チャネルトーク」公式サイト(2026年10月5日時点)
チャネルトークは、Webチャット、顧客管理、社内チャット、AIエージェント、電話、マーケティング配信を1つにまとめたツールです。サイト上での接客と顧客情報の蓄積を同じ画面で扱えます。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | 株式会社Channel Corporation |
タイプ | チャット型 |
初期費用 | 公式サイトに記載なし |
月額費用 | Early Stage 2,700円〜/Growth 9,000円〜(年額払い・25%割引適用時の月額。税別)+MU・シート・オプション機能の従量課金 |
無料プラン・トライアル | 無料プランあり/有料機能は14日間 |
主な接客機能 | 接客チャット、CRMマーケティング配信、AIエージェント |
主な連携先 | Shopifyなど |
導入支援・運用代行 | ヘルプセンター、チャットサポート |
Web接客の文脈では、訪問者の閲覧状況や過去の購買履歴に応じてメッセージを送り分け、再訪を促す配信まで行える点が評価できます。チャットでの対応履歴が顧客情報として残るため、次回以降の接客内容にも反映しやすくなります。
料金はプランの定額課金と従量課金の組み合わせです。公式の料金ページでは、年額払い(25%割引)の場合、立ち上げ期の企業向けのEarly Stageが月額2,700円から、管理顧客3,000人以上の企業向けのGrowthが月額9,000円からと表示されています(税別。SMS送信・通話などの料金は別途)。
Growthプランには、MU(連絡先管理に登録した顧客数)3,000人分、基本シート5、オペレーターシート1が含まれ(Early StageはMU 1,000人分・基本シート5・オペレーターシート2)、提供量を超えた分とAIエージェント、ワークフロー、CRMマーケティングなどのオプション機能は利用量に応じた従量課金です。
Enterpriseプランは、料金ページで「設立5年以上 or 年商10億円超の企業」向けとされ、公式ガイドには「年商が10億円以上の企業はEnterpriseプランの契約が必要です」と記載されています。無料プランのほか、すべての有料機能を14日間試せるトライアルも用意されているため、想定する顧客数と問い合わせ件数をもとに費用を試算してから判断できます。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
ChatPlus(チャットプラス株式会社)

引用:「ChatPlus」公式サイト(2026年10月5日時点)
ChatPlusは、有人チャットからシナリオ型、生成AIを用いた応答まで、段階的に機能を拡張できるツールです。初期費用は0円で、年契約なら月額1,500円から(月契約の場合は1,980円)という料金設定のため、小規模なサイトからでも導入できます。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | チャットプラス株式会社 |
タイプ | チャット型 |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 1,500円〜(年契約時の月額・税抜。月契約は1,980円〜) |
無料プラン・トライアル | 無料トライアル10日間 |
主な接客機能 | 有人チャット、シナリオ型応答、生成AI応答、ページ単位の表示条件 |
主な連携先 | API連携、Google Analytics連携(上位プラン) |
導入支援・運用代行 | 全プランでサポートを提供 |
Web接客としては、ページごとにチャットの表示条件や初期メッセージを変えられる点が使いどころです。料金ページや申し込みフォームなど、離脱が起きやすい箇所に限定して声かけを設定すれば、限られた予算でもCVR改善を狙えます。
上位プランはビジネスライトが月額9,800円、プレミアムが月額28,000円(いずれも年契約時・税抜)で、独自CSSやAPI連携、SSOなどが追加されます。フリーワード応答や学習済みAIモデルを使うAIライト・オートAIも用意されており、必要になった段階で移行できます。無料トライアルは10日間です。管理用のスマートフォンアプリもあるため、外出中に応対状況を確認することも可能です。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
qualva(株式会社PROFESSY)

引用:「qualva」公式サイト(2026年10月5日時点)
qualvaは、サイトを訪れたユーザーをコンバージョンまで導くことに特化したチャット型のWeb接客ツールです。公式サイトでは、導入件数は7,000件とされています(2026年9月時点)。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | 株式会社PROFESSY |
タイプ | チャット型 |
初期費用 | 公式サイトに記載なし |
月額費用 | 公式サイトに記載なし |
無料プラン・トライアル | 無料相談あり(無料プランの記載なし) |
主な接客機能 | 会話形式のフォーム、シナリオ分岐、シナリオのABテスト、SMSリターゲティング、ビデオ通話、AI返答(ChatGPT連携) |
主な連携先 | 公式サイトに記載なし |
導入支援・運用代行 | グロースチームによるシナリオ作成・分析・改善提案 |
用途に応じて2つのサービスが用意されています。フォームからの離脱を防いでCVRを高める「qualva EFO」と、問い合わせ対応をチャット内で完結させてLTVの向上を図る「qualva Communication」です。前者は商品購入や資料請求、会員登録、予約といった場面で使われます。
Web接客の観点で特徴的なのは、シナリオをABテストで検証できる点です。表示する設問や順序を変えて比較し、Z検定で結果を判定したうえでシナリオを最適化していきます。ダッシュボードで施策の効果を確認できるため、改善の根拠を数値で残せます。
料金は公式サイトに記載がなく、申し込み後に、自社のWebサイトに適用できるかの審査があります。設置はコードを貼り付けるだけで完了します。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
BOTCHAN AI(株式会社wevnal)

引用:「BOTCHAN AI」公式サイト(2026年9月28日時点)
BOTCHAN AIは、生成AIと自社データを組み合わせて、サイト上の接客を自動化するツールです。ポップアップバナーで声をかけ、そのまま24時間365日の対話につなげる流れを想定して設計されています。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | 株式会社wevnal |
タイプ | チャット型 |
初期費用 | 公式サイトに記載なし |
月額費用 | 公式サイトに記載なし |
無料プラン・トライアル | 資料ダウンロード・相談 |
主な接客機能 | ポップアップバナー、生成AIによる自動応答、曖昧予測検索、AIと有人の切り替え、VoCの可視化 |
主な連携先 | 公式サイト、LINE、IVR |
導入支援・運用代行 | 営業・カスタマーサクセスによるサポート、デモBOTでの品質確認 |
公式サイト、LINE、電話の音声応答など複数の導線に設置でき、ユーザーが質問したい場所で対応できます。入力が曖昧でも意図を予測して候補を提示し、AIで解決しない場合は有人対応へ切り替えられます。
収集した質問はツリー構造で可視化され、新しく増えた質問はAIが自動で判定します。どのページでどんな疑問が生まれているかがわかるため、接客の内容だけでなくサイト自体の改善にもつなげられます。基盤にAzure OpenAI Serviceを採用している点も、情報の取り扱いを重視する企業には判断材料になります。
料金は公式サイトに記載がなく、資料請求と個別相談で提示される形です。導入までの最短目安は3週間で、納品後はタグを対象ページに設置すれば利用を開始できます。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
【ハイブリッド型】おすすめのWeb接客ツール8選

続いて、ハイブリッド型のWeb接客ツールを紹介します。
サイト内の接客にとどまらず、顧客データの活用や商談化まで含めて取り組みたい企業に適したタイプです。個別見積もりの製品が多いため、比較表とあわせて、導入後の支援範囲にも着目しながら各製品の特徴を確認してください。
CODE Marketing Cloud(株式会社エフ・コード)

引用:「CODE Marketing Cloud」公式サイト(2026年10月5日時点)
CODE Marketing Cloudは、サイト内の行動履歴や購買情報をもとに、訪問者ごとに見せる内容を変えられるツールです。提供元は「500社以上の実績と成果で証明された高速PDCA」と紹介しています(2026年9月時点、公式サイトより)。EC、トラベル、不動産、人材などの業界別テンプレートが用意されています。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | 株式会社エフ・コード |
タイプ | ハイブリッド型 |
初期費用 | 公式サイトに記載なし |
月額費用 | 公式サイトに記載なし |
無料プラン・トライアル | 無料トライアルあり |
主な接客機能 | ポップアップ、業界別テンプレートによる出し分け |
主な連携先 | Google Analytics、MAツール |
導入支援・運用代行 | カスタマーサクセスによる伴走支援 |
ハイブリッド型としたのは、自社サイトの行動データに加えて、Google AnalyticsやMAツールなど外部に蓄積したデータを判断材料にできるためです。広告からの流入やメール開封といったサイト外の反応を条件に含めれば、同じページでも訪問者ごとに違う訴求を出せます。
運用はカスタマーサクセスが伴走する形で、施策の設計から改善までを一緒に進められます。
公式サイトに料金の記載はなく、費用は個別見積もりとなります。無料トライアルが用意されているため、施策の立ち上げから改善までを短期間で回したい企業は、まず試してみるとよいでしょう。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
KARTE Web(株式会社プレイド)

引用:「KARTE Web」公式サイト(2026年10月5日時点)
KARTE Webは、訪問者の行動をリアルタイムで解析し、その場の状況に合わせた接客を実行するCXプラットフォームです。シナリオやデザインのテンプレート、ABテスト、外部データ連携を備えています。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | 株式会社プレイド |
タイプ | ハイブリッド型 |
初期費用 | 公式サイトに記載なし |
月額費用 | 個別見積もり(利用プロダクトと来訪ユーザー数による) |
無料プラン・トライアル | デモ・相談 |
主な接客機能 | リアルタイム解析、ポップアップ、ABテスト |
主な連携先 | 外部データ連携 |
導入支援・運用代行 | サポート・カスタマーサクセス、認定パートナーによる運用支援 |
強みは、分析と施策実行が同じ基盤に載っている点です。訪問者が今どのような状態にあるかを可視化しながら施策を設計できるため、仮説の検証を繰り返しやすくなります。
費用は利用するプロダクトとサイトへの来訪ユーザー数によって変わると公式サイトに記載があり、金額は公開されていません。多機能なぶん設定の幅も広いため、自社のサイト規模で使い切れるかをデモで確認するとよいでしょう。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
Sprocket(株式会社Sprocket)

引用:「Sprocket」公式サイト(2026年10月5日時点)
Sprocketは、Web接客の機能に加えて、MAやCDP、BIの領域までを扱えるプラットフォームです。特徴的なのは、専任コンサルタントが現状分析から施策の設計、検証、レポートまで一緒に進める体制です。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | 株式会社Sprocket |
タイプ | ハイブリッド型 |
初期費用 | 公式サイトに記載なし |
月額費用 | 個別提案(公式サイトに金額の記載なし) |
無料プラン・トライアル | デモアカウントの貸し出し |
主な接客機能 | ポップアップ、シナリオ設計、ABテスト |
主な連携先 | CDP(DataStudio)、BI(Insights) |
導入支援・運用代行 | 専任コンサルタントによる伴走支援 |
自社に改善の知見が蓄積していない段階では、ツールを導入しても施策の質が安定しにくくなります。Sprocketはクラウドサービスとコンサルティングを組み合わせた提供形態のため、改善プロジェクトとして推進したい企業に適しています。
料金は公開されておらず、課題やニーズに応じた個別提案となります。Web接客を担うSprocket Personalizeについては、デモアカウントの発行によって管理画面を試せます。導入実績は400社を超え、12万回以上のABテストで蓄積した知見が支援の土台になっています。支援の範囲と体制が費用に直結するため、社内で担う業務と委託する業務を切り分けてから見積もりを依頼すると、他社との比較がしやすくなります。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
Repro Web(Repro株式会社)

引用:「Repro Web」公式サイト(2026年10月5日時点)
Repro Webは、サイト内の接客と、サイトを離れた後のフォローを1つの流れとして設計できるツールです。カート画面で離脱しかけた訪問者にポップアップを出し、それでも離脱した場合はWebプッシュやメール、LINEで再訪を促すといった設計ができます。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | Repro株式会社 |
タイプ | ハイブリッド型 |
初期費用 | 個別見積もり |
月額費用 | 個別見積もり |
無料プラン・トライアル | 公式サイトに記載なし |
主な接客機能 | Web接客、Webプッシュ、LPO・EFO、ABテスト |
主な連携先 | メール配信、LINE配信 |
導入支援・運用代行 | カスタマーサクセスによる初期設定・施策支援 |
検討期間の長い商材では、1回の訪問で意思決定まで至らないことが多いため、接点を複数回持てる設計が効きます。LPOやEFO、ABテストも備えており、カスタマーサクセスによる初期設定や施策提案の支援も受けられます。
費用は配信チャネルの数や対象ユーザー数によって変わるため、公開されていません。Web上の施策だけで完結する場合は機能が過剰になりやすく、メールやLINEまで含めて運用する企業ほど投資に見合いやすくなります。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
Rtoaster(株式会社ブレインパッド)

引用:「Rtoaster」公式サイト(2026年10月5日時点)
Rtoasterは、顧客データ基盤の「insight+」、Web接客とレコメンドを担う「action+」、マルチチャネル配信の「reach+」という3つのプロダクトで構成されています。データの収集や統合から施策の実行までを、同じブランドの中で完結できる構成です。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | 株式会社ブレインパッド |
タイプ | ハイブリッド型 |
初期費用 | 公式サイトに記載なし |
月額費用 | 公式サイトに記載なし |
無料プラン・トライアル | デモ・相談 |
主な接客機能 | Web接客、レコメンド(action+) |
主な連携先 | CDP(insight+)、マルチチャネル配信(reach+) |
導入支援・運用代行 | サクセスロードマップ作成、KPI・施策設計の支援 |
導入実績は350社を超え、大規模なデータ処理やセキュリティ要件を求められる企業での採用が目立ちます。会員データや購買データを統合したうえで接客に反映できるため、レコメンドの精度を高めたい企業に向いています。
CDPまで含めて導入するか、接客機能だけを使うかで構成は変わります。費用は非公開のため、まずはデモを通じて必要な範囲を切り分けることから始めるとよいでしょう。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
b→dash(株式会社データX)

引用:「b→dash」公式サイト(2026年10月5日時点)
b→dashは、データの取り込みから活用までをSQLなしで扱えるデータマーケティングプラットフォームです。データ基盤(CDP)、メールやLINEの配信、Web接客、レコメンド、BIといった機能が1つにまとまっており、累計導入社数は1,300社を突破しています(2026年9月時点、公式サイトより)。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | 株式会社データX |
タイプ | ハイブリッド型 |
初期費用 | 個別見積もり |
月額費用 | 個別見積もり |
無料プラン・トライアル | 無料デモ |
主な接客機能 | Web接客、レコメンド |
主な連携先 | CDP、MA、LINE、BI |
導入支援・運用代行 | 導入支援・カスタマーサクセス |
データの整備を外部に依頼している企業では、施策を実行するまでに時間がかかりがちです。b→dashのようにデータ処理と施策実行を同じ環境で行える製品であれば、マーケティング部門の判断で施策を進めやすくなります。
無料デモが用意されており、費用は個別見積もりです。既存の基幹システムやECカートとの連携要件を先に整理しておくと、相談が具体的になります。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
OPTEMO(株式会社OPTEMO)

引用:「OPTEMO」公式サイト(2026年10月5日時点)
OPTEMOは、BtoBサイトを訪問している企業をリアルタイムに可視化し、チャットや音声通話で接客するツールです。訪問者が閲覧していた画面をリプレイ再生で確認できるため、閲覧内容に沿った説明ができます。導入は、発行されたタグをGoogleタグマネージャーなどで設置する形です。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | 株式会社OPTEMO |
タイプ | ハイブリッド型 |
初期費用 | 公式サイトに記載なし |
月額費用 | 公式サイトに記載なし |
無料プラン・トライアル | デモ動画・無料面談 |
主な接客機能 | 訪問者の可視化、チャット、音声通話、自動アプローチ |
主な連携先 | Marketo、Account Engagement、HubSpot、GA4、Google広告、Looker Studio |
導入支援・運用代行 | 1社1担当による専任サポート、接客代行プラン |
自動アプローチ機能に加え、SFAやMA、GA4、Google広告、Looker Studioとの連携にも対応しています。広告経由の流入がどの企業の訪問につながっているかを把握し、優先度の高い企業から対応するといった運用が可能です。
支援は1社1担当の体制で行われ、費用は公開されていません。ただし、サイトを訪れた企業にその場で声をかける運用が前提となるため、対応できる営業担当者を確保できるかどうかが導入の分かれ目になります。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
immedio(株式会社immedio)

引用:「immedio」公式サイト(2026年10月5日時点)
immedioは、問い合わせや資料請求の直後に担当者の空き日程を提示し、商談予約までを自動化するツールです。再訪した企業へのオファー表示や、条件に応じた担当者のアサインにも対応しています。
項目 | 内容 |
|---|---|
提供会社 | 株式会社immedio |
タイプ | ハイブリッド型 |
初期費用 | 公式サイトに記載なし |
月額費用 | 個別見積もり(機能・利用人数による) |
無料プラン・トライアル | デモ・相談 |
主な接客機能 | 商談予約の自動提示、再訪企業へのオファー表示、担当者のアサイン |
主な連携先 | カレンダー連携、SFA |
導入支援・運用代行 | 専属カスタマーサクセス、ヘルプセンター |
BtoBでは、問い合わせから初回接触までの時間が商談化率を左右します。フォーム送信後に日程調整のやり取りを挟まず、その場で予約まで完了させられる点は、営業機会の損失を防ぐうえで有効です。
カレンダー連携に対応し、24時間閲覧できるヘルプセンターと専属のカスタマーサクセスによる支援も用意されています。料金は機能と利用人数に応じた個別見積もりです。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
まとめ:導入目的とタイプから自社に合うWeb接客ツールを選ぶ
Web接客ツールは、ポップアップ型、チャット型、ハイブリッド型で得意とする領域が異なり、料金体系も製品ごとに違います。機能の多さで選ぶのではなく、改善したいKPIを定め、それに直結する機能を備えた製品を候補に挙げることが選定の基本です。
そのうえで、課金体系ごとに費用を試算し、外部連携や分析機能、支援体制を同じ基準で比較してください。候補を2〜3製品に絞り込み、デモや無料トライアルで設定の手順と運用負荷まで確かめれば、導入後の想定とのずれを抑えられます。
自社の課題に合う製品が見つかれば、Web接客は継続的な改善活動として機能します。まずは目的の整理から着手してください。
本記事では20製品を取り上げましたが、Web接客ツールはこのほかにもあります。条件に合う製品が見つからなかった場合や、もう少し候補を広げて検討したい場合は、Web接客ツールの製品一覧から各社のサービス内容と料金を確認してみてください。
Web接客ツールに関するよくある質問

Web接客ツールの導入を検討する企業から寄せられることの多い質問をまとめました。選定の初期段階で疑問が生じやすい内容を中心に取り上げています。
Q. Web接客ツールとチャットボットの違いは何ですか?
チャットボットは、訪問者からの質問に自動で回答する対話機能に特化した製品群です。問い合わせ対応の自動化や自己解決の促進を主な目的としています。
一方のWeb接客ツールは、対話に加えてポップアップの表示、セグメント配信、行動分析、外部データとの連携までを含む上位の概念です。チャットボットやポップアップツールは、その構成要素と捉えると整理しやすくなります。
問い合わせ対応の効率化だけが課題であればチャットボット、サイト全体の接客設計を見直すのであればWeb接客ツールを比較対象にすると、検討の軸がぶれません。
Q. Web接客ツールの費用相場はどのくらいですか?
ASPICの解説によれば、月間PV上限型は月額5万円から6万円程度、ID課金型は1IDあたり数千円から1万円程度が目安です(2026年1月20日更新、ASPIC「Web接客ツール」解説記事より)。
実際には、無料プランを備えた製品から、月額1万円前後で始められる製品、個別見積もりとなる製品まで幅があります。受託開発の場合は、本記事で紹介するキャンプネットのように開発費10万円からという例もあります(2026年9月時点、公式サイトより)。
月額料金だけでなく、初期費用、連携開発費、運用にかかる社内工数まで含めた総額で比較することが重要です。
Q. 無料で利用できるWeb接客ツールはありますか?
ecコンシェル、Ptengine、チャネルトークには無料プランが用意されています。また、CODE Marketing Cloudやsinclo、TETORIのように無料トライアルを設けている製品もあります。
ただし、無料プランには配信量や履歴の保存期間、設置できるサイト数などの制限があるのが一般的です。検証には十分でも、本番運用では有料プランが必要になる場合が少なくありません。
無料で始められることを基準に選ぶのではなく、本番移行後の費用まで見込んだうえで判断しましょう。
Q. Web接客ツールの導入効果はどのように測定すればよいですか?
施策のタイプごとに指標を分けて測定します。ポップアップであれば表示率、クリック率、CVR、施策実施による増分のコンバージョン数を確認します。
チャットであれば、利用率、自己解決率、有人への転送率、一次回答までの時間、問い合わせ件数の削減数が目安となります。BtoBの営業用途では、商談化率や商談数、受注率まで追うと投資対効果を判断しやすくなります。
なお、アクセス数の少ないサイトでは短期間で有意な差が出にくいため、一定の期間を確保したうえで評価することをおすすめします。
Q. スマートフォンのサイトでもWeb接客ツールは利用できますか?
多くの製品がスマートフォンのブラウザに対応しており、デバイスごとに表示内容を出し分けられる製品もあります。
注意したいのは、画面が小さいぶん、表示の影響が大きくなる点です。画面の大部分を覆う表示は離脱を招きやすいため、表示回数の制御やサイズの調整ができるかどうかを確かめておきましょう。
導入前には、実機で表示位置や操作性を確認しておくと安心です。管理者向けのアプリを提供している製品であれば、外出先からでも応対状況を把握できます。
Q. Web接客ツールとMAツールの違いは何ですか?
Web接客ツールは、サイトを訪れている「いま」の行動に反応して、その場で表示やチャットを出し分けます。一方のMAツールは、メールやLINEなどサイトの外へ配信し、見込み顧客を育てることを主な役割としています。
ハイブリッド型にはMAの機能を含む製品もあるため、区別が曖昧になりがちです。サイト内の接客を改善したいのか、サイト外への配信まで広げたいのかで、必要な範囲を切り分けてください。
Q. BtoBサイトでもWeb接客ツールは効果がありますか?
BtoBサイトでも活用されています。問い合わせ件数そのものより、商談につながるかどうかが問われるため、チャットで得た情報を営業へ引き渡せる製品や、その場で商談予約まで進められる製品が向きます。
本記事で紹介した製品では、Salesforceなどと連携できるsinclo、訪問企業を可視化して声をかけられるOPTEMO、問い合わせ直後に日程調整を提示するimmedioが該当します。ただし、アクセス数の少ないサイトでは効果の検証に時間がかかる点は見込んでおいてください。
Q. Web接客ツールの導入にはどのくらいの期間がかかりますか?
製品のタイプによって差があります。タグを設置して使うポップアップ型やチャット型は短期間で始められ、KaiUのように最短3営業日でのリリースを掲げる製品もあります(2026年9月時点、公式サイトより)。
一方、顧客データ基盤と一体で導入するハイブリッド型は、データの連携設計やシナリオの整理が必要になるため、数か月単位の期間を見込んでおくとよいでしょう。社内の承認やセキュリティ確認にかかる時間も、あらかじめ日程に織り込んでおくと安全です。

BIZNAVI編集部
株式会社DYMが運営する、法人向けサービスの比較・検索メディア「BIZNAVI byDYM」の編集部。 勤怠管理・会計・生産管理などの業務システムやSaaSに加え、営業代行・Web制作・記事作成代行・SNS運用代行といった業務支援サービスまで、幅広い領域の法人向けサービスを調査・比較し、導入検討に役立つ情報を発信している。 各サービスの機能や料金、提供形態、導入実績などの公開情報をもとに、目的や条件に応じて比較しやすい形で整理することを重視してコンテンツを制作。企業が抱える業務課題や実際の活用シーンを踏まえ、自社に合ったサービス選びと、検討から意思決定までをスムーズに進めるための情報提供を行っている。
